3Dプリンター NEWS

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2026年5月13日 スリーディーシステムズが2026年度第1四半期決算を発表
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、2026年度第1四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は9550万ドル(約150億8900万円)で、前年同期比で1%のプラスとなった。全体としては横ばいになったものの、歯科医療、医療、航空宇宙、防衛などのセクターの売上の伸長が目立った。 営業収支は660万ドル(約10億4280万円)の赤字で、前年同期の3680万ドル(約58億1440万円)の赤字から大幅に改善した。経常収支も440万ドル(約6億9520万円)の赤字だった。スリーディーシステムズの社長兼CEOのジェフリー・グレイブス氏は「当初の想定を上回ることができ、当期のパフォーマンスを喜ばしく思っています。歯科医療、医療、航空宇宙、防衛などのセクターの売上が大きく伸びました。これらのユーザーは3Dプリンティングをコアテクノロジーとして活用し、様々なアプリケーションに利用しています。矯正用アライナーを除いた歯科医療のセクターでは前年同期比で20%以上のプラスとなり、特に成長が著しいです。また、ディレクト・メタルプリンティングや主力のポリマー関連製品も引き続き高い伸びを示しています」とコメントしている。 2026年3月31日時点でスリーディーシステムズが保有する現金および現金相当資産の合計は8650万ドル(約136億6700万円)となっている。
2026年5月12日 ストラタシスが2026年度第1四半期決算を発表
アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2026年度第1四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億3270万ドル(約209億6660万円)で、前年同期の1億3600万ドル(約214億8800万円)から若干のマイナスとなった。主力事業の3Dプリンター製品売上が8880万ドル(約140億3040万円)と前年同期の9380万ドル(約148億2040万円)から5.3%のマイナスとなったことが響いた。 システム関連の売上高も前年同期の3120万ドル(約49億2960万円)から2880万ドル(約45億5040万円)へ減少した。経常収支は2380万ドル(約37億6040万円)の赤字で、前年同期の1310万ドル(約20億6980万円)の赤字から悪化した。調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は200万ドル(約3億1600万円)で、前年同期の820万ドル(約12億9500万円)から減少した。 ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは「新事業のストラタシス・ダイレクトは前年同期比で23%増加しています。そのベスト3ユーザーはいずれもアメリカを拠点にしているドローンメーカーです。ドローンはアディティブ・マニュファクチャリング業界で近年急速に成長してきており、今後も高い成長が見込める分野です」とコメントしている。
2026年5月11日 Xometryが2026年度第1四半期決算を発表
メリーランド州ガイザーズバーグに拠点を置く産業用マーケットプレース運営のXometryが2026年度第1四半期決算を発表した。同社の2026年度第1四半期の売上高は2億500万ドル(約323億9000万円)で、前年同期比で36%の大幅なプラスとなった。主力事業の産業用マーケットプレースが好調で、持続的な成長を牽引した。 産業用マーケットプレース事業の売上高は1億9100万ドル(約301億1780万円)で、前年同期比で40%のプラスとなった。同四半期末時点の産業用マーケットプレースのユーザーアカウント数は、前年同期比20%増の8万5581だった。EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は1050万ドル(約16億5900万円)で、前年同期の1040万ドルから横ばいとなった。 Xometryのランディ・アルツシューラーCEOは「当四半期において前年同期比36%増の売上高を獲得でき、我が社のマーケットプレースイノベーションとグローバルネットワークの拡大を証明できたことが出来ました。マーケットプレース事業にとって重要な加速ポイントであり、多くのサプライチェーンにおけるウォレットシェアの広がりを予見させる内容となっています」とコメントしている。 Xometryは2013年10月設立。3DプリンティングやCNCマシニングに特化したオンデマンド・マーケットプレースを運営しており、顧客にはBMW、GE、NASA、アメリカ陸軍などの大手ユーザーが名を連ねている。
2026年5月10日 スカルプティオと3Dプロッドが合併
フランスの3Dプリンティングサービスビューローのスカルプティオが、別のフランスの3Dプリンティングサービスビューローの3Dプロッド(3D Prod)と合併する。合併後の新会社は年商1700万ユーロ(約34億円)、従業員数100名超の顧客数7000超の規模で再スタートする。 フランス現地メディアの報道によると、合併は3Dプロッドがスカルプティオを買収するかたちで行われる。具体的な買収金額やバリュエーションなどの詳細は今のところ明らかになっていない。 スカルプティオのアレクサンドラ・ドオーセッティCEOは「この合併は二つの会社、二つの競争優位性、二つの生産能力をそれぞれ統合するものです。特にふたつの顧客基盤を統合することでフランス市場ならびに世界市場におけるリーダーシップを獲得できます」とコメントしている。 ある関係者は、3Dプロッドは射出成型法によるマニュファクチャリングを得意としており、スカルプティオを買収することで自社に不足しているアディティブ・マニュファクチャリングのノウハウを獲得する意図があったとしている。 スカルプティオはフランスのパリとアメリカのサンフランシスコに拠点を置く3Dプリンティング・サービスビューロー。主にヨーロッパとアメリカにおいて、各種の3Dプリンティング・サービスを提供している。スカルプティオは、2019年11月にドイツの大手総合化学メーカーのBASFに買収され、子会社になっている。
2026年5月9日 キャデラックF1チームがスリーディーシステムズの3Dプリンターを活用
アメリカのキャデラックF1チームが、アメリカの3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズの3Dプリンターを活用しているとして話題になっている。 ストラタシスのプレスリリースによると、キャデラックF1チームはスリーディーシステムズのSLAプリンターを使い、レースカー用パーツなどの製造を行っているという。スリーディーシステムズのシニアバイスプレジデントのエルヴィス・ペレズ氏は「スリーディーシステムズはアディティブ・マニュファクチャリング業界のパイオニアでありイノベーターです。高精度で高度に再現可能なプロダクションをスケールレベルでお届けし続けています。我々のテクノロジーがキャデラックF1チームに採用され、短期間の活動時間にもかかわらず極めて良好なスタートを切ることをサポートできたことを嬉しく思います」とコメントしている。 キャデラックF1はアメリカの大手自動車メーカーのゼネラルモーターズの子会社のF1コンストラクターチーム。2026年からフォーミュラー1に参戦し、2029年からはパワーユニットメーカーとしても活躍を開始するとしている。インディアナ州、ノースカロライナ州、ミシガン州に拠点を置き、レーシングカーやレーシングカー用エンジンなどの製造を行っている。 フォーミュラー1などのカーレースでは、レーシングカー本体の部品などの製造に3Dプリンターを活用する機運が高まっている。多品種少量生産を得意とする3Dプリンターは、カーレースと相性が良いとされている。
2026年5月8日 プロトラブズが2026年度第1四半期決算を発表
アメリカの大手デジタルマニュファクチャリングサービスビューローでニューヨーク証券取引所上場のプロトラブズが、2026年度第1四半期決算を発表した。 同期間中の売上高は1億3930万ドル(約220億940万円)で、前年同期比で10.4%のプラスとなった。調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は2278万ドル(約35億9924万円)で、事前予想の1906万ドル(約30億1148万円)を上回った。 2026年3月末時点の同社が保有する現金および現金相当資産の残高は6億6590万ドル(約1052億1220万円)で、2025年12月末時点の5億5400万ドルから1億1190万ドル増加した。プロトラブズの社長兼CEOのスレシュ・クリシュナ氏は「プロトラブズは「2026年を非常に強くスタートすることができました。成長率は二ケタ台で利益率も大きく向上し、オペレーティング費用は縮小しました。プロトラブズのデジタルマーケティングサービスへのニーズの強さを物語っており、ビジネス全般に我々の高い価値を理解していただけた結果だと思います」とコメントしている。 プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く手デジタルマニュファクチャリングサービスビューロー。アメリカをはじめ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデンでも事業を展開している。
2026年5月7日 ビヨンド・ミートが2026年度第1四半期決算を発表
アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが、2026年度第1四半期決算を発表した。同社の同期間中の売上高は5820万ドル(約91億9560万円)で、前年同期比で15.3%の大幅なマイナスとなった。持続的なインフレの進行に伴う代替肉市場の需要が冷え込み、ビヨンド・ミートの売上高へ直接影響を与えた結果となった。 営業収支は4110万ドル(約64億9380万円)で、前年同期の6440万ドル(約101億7520万円)の赤字から改善した。経常収支も2850万ドル(約45億300万円)の赤字だった。ビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOは「当四半期は、急速に拡大している機能性食品市場へのシフトを開始した四半期でした。我々はブランド、経験、そしてテクノロジーを市場に投入し、コアビジネスのパフォーマンスを最大化するためにフォーカスしてきました。営業費用を削減し、キャッシュフローの流出を抑えることができたことは特筆すべき事でした」とコメントしている。 2026年度第1四半期決算の発表を受けて、NASDAQで取引されている同社の株は若干値を上げて前日終値から13.28%高の1.04ドルで取引を終えた。
2026年5月6日 アライン・テクノロジーが2026年度第1四半期決算を発表
米カリフォルニア州に拠点を置く歯科矯正用アライナー製造大手のアライン・テクノロジーが2026年度第1四半期決算を発表した。 同社の同期間中の売上高は10億4010万ドル(約1643億3580万円)で、前年同期比で6.2%のプラスとなった。主力事業の矯正用アライナーの売上高は8億5600万ドル(約1352億4800万円)で、前年同期比で7.4%のプラスだった。アライナーの出荷数は68万5650個で、前年同期比で6.7%のプラスだった。イメージングシステムの売上高は1億8410万ドル(約290億8780万円)で、前年同期比で0.9%のプラスだった。同期間中の営業収支は1億4200万ドル(約224億3600万円)の黒字で、前年同期比で0.1%のプラスだった。経常収支は1億1280万ドル(約178億2240万円)の黒字だった。 2026年3月31日時点で同社が保有する現金および現金相当資産の合計は10億5980万ドル(約1674億4840万円)だった。 2026年通年の売上見通しは前年同期比で3%から4%のプラスを見込んでいる。 アライン・テクノロジーは、SLA3Dプリンターを使った歯科矯正用アライナー製造大手。世界で初めて3Dプリンターでアライナーを製造し、今日までに全世界で5千万人のユーザーを抱えるまでに成長している。同社は主にスリーディーシステムズのSLA3Dプリンターを用い、メキシコ工場でアライナーを製造している。