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3Dプリンター総研のミッションと事業


Mission

3Dプリンターの技術革新によってもたらされる、新しいビジネスやサービスを、市場とテクノロジーの高度な橋渡し役となって創出し、普及発展させ、日本のものづくり産業やサービス産業、教育・芸術分野の活性化や発展に寄与する。


事業概要

3Dプリンター分野に関係する新事業開発、事業戦略の策定、技術開発戦略の策定、調査分析、アライアンスの仲介、技術導入コンサルティング等



強み

最先端の技術情報・世界の最新情報・多分野の市場情報を収集する力、理解分析する力、それを元に予見する力。 (株)マイクロジェット 3Dプリンター技術研究所との提携による専門技術領域に踏み込んでの提案。 新事業開発やマーケティングの専門家、博士号を有する3Dプリンター技術の専門家等ハイレベルなコンサルタント。



News

   
2018年8月3日 【展示会出展のお知らせ】
Maker Faire Tokyo 2018展に出展致します。8/4(土)~8/5(日) 東京ビッグサイト ブース№S-13-04(西2ホール)
2018年8月3日 【3Dプリンター販売開始】
SLS方式でありながら驚異の低価格を実現した、Sintratec社製樹脂専用の3Dプリンター「Sintratec Kit」の日本正規販売代理店となりました。
2018年7月2日
【第29回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第29回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018年5月23日
【展示会出展のお知らせ】
第29回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/20(水)~6/22(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東21-30
2018年2月19日
【3D Printing 2018展来場の御礼】
3D Printing 2018展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2018年1月12日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2018展に出展致します。 2/14(水)~2/16(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6J-23
2017年12月1日
【アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社との業務提携締結のお知らせ】
株式会社3Dプリンター総研は、世界最初の経営コンサルティングファームの日本法人であるアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社と3Dイノベーション分野のコンサルティングで業務提携することに合意致しました。
2017年6月26日
【第28回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第28回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年5月24日
【展示会出展のお知らせ】
第28回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/21(水)~6/23(金) 東京ビッグサイト 東1ホール ブース№43-29
2017年2月20日
【3D Printing 2017展来場の御礼】
3D Printing 2017展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2017年1月16日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2017展に出展致します。 2/15(水)~2/17(金) 東京ビッグサイト 東6ホール ブース№6L-22
2016年12月26日
【セミナーご参加の御礼】
「formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2016年6月27日
【第27回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第27回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2016年6月17日
【「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」開始】
弊社の関連会社㈱マイクロジェットと㈱東レリサーチセンターは業務提携を行い、 「3Dプリンター用材料 開発・実験・分析サービス」 としてワンストップで造形実験から分析まで受託可能な新サービスを開始いたしました。
2016年5月31日
【展示会出展のお知らせ】
第27回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/22(水)~6/24(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東7-38
2016年2月3日
【3D Printing 2016展の御礼】
3D Printing 2016展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年12月22日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2016展に出展致します。 1/27(水)~1/29(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6G-20
2015年12月11日
【セミナーご参加の御礼】
「EuroMold2015 & formnextにみる3Dプリンター最前線セミナー」はご好評のうちに終了いたしました。ご参加ありがとうございました
2015年8月25日
【視察ツアー募集開始のお知らせ】
Euromold2015展の現地解説ツアーを企画いたしました。Euromold 2015 3Dプリンター現地解説ツアー
※お申し込みは終了しました
2015年7月3日
【第26回設計・製造ソリューション展来場の御礼】
第26回設計・製造ソリューション展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2015年5月28日
【展示会出展のお知らせ】
第26回設計・製造ソリューション展に出展致します。6/24(水)~6/26(金) 東京ビッグサイト 東3ホール ブース№東8-38
2015年2月27日
【3D Printing 2015展来場の御礼】
3D Printing 2015展におきましては、大勢の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
2014年12月19日
【展示会出展のお知らせ】
3D Printing 2015展に出展致します。 1/28(水)~1/30(金) 東京ビッグサイト 東6ホール&会議棟 ブース№6D-09
2014年10月
(株)3Dプリンター総研設立 山口修一が代表取締役に就任

セミナー・講演会情報

2018年11月7日
【セミナー題名】 formnext 2018 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2018年12月7日(金) 開催場所:AP品川 (東京都港区高輪)
2017年11月9日
【セミナー題名】 formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2017年12月15日(金)※満席により、お申込みは終了しました
2017年4月7日
【セミナー題名】 3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開
 開催日:2017年4月7日(金) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年12月26日
【セミナー題名】 formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2016年12月22日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年11月10日
【セミナー題名】 TRCものづくり支援シンポジウム2016
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 再生医療の産業化に向けた調製・製造・3Dプリンティング技術
 開催日:2016年12月15日(木) ※満席により、お申込みは終了しました
2016年10月20日
【セミナー題名】 炭素繊維複合材料用3Dプリンターの新技術と用途展開
 開催日:2016年11月21日(月) ※満席により、お申込みは終了しました
2015年12月11日
【セミナー題名】 EuroMold 2015 & formnext 2015 にみる3Dプリンター最前線
 開催日:2015年12月10日(木) 開催場所:AP品川 ※満席により、お申込みは終了しました
2015年8月18日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました独立行政法人中小企業基盤整備機構 平成27年度第1回3Dプリンターセミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年5月21日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県工業技術総合センター平成27年度科学技術週間行事にて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年3月11日
【講演会ご参加の御礼】 先日行われました長野県中小企業団体中央会平成26年度経営セミナーにて、弊社代表山口が講演致しました。大勢の皆様のご参加ありがとうございました。
2015年1月20日
【セミナー題名】 EuroMold 2014から見えてきた3Dプリンティングの未来
開催日:2015年1月21日(水) 開催場所:㈱3Dプリンター総研セミナールーム 
※満席によりお申し込みは終了しました

レポート・書籍情報

2018年7月9日 【最新書籍情報!】
産業用3Dプリンターの最新技術と先進分野への応用
2018年7月9日 【最新書籍情報!】
『2018年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2018年1月19日 【最新レポート情報!】
formnext2017 報告レポート <formnext 2017 にみる3Dプリンター最前線>
2017年6月21日 【最新書籍情報!】
『2017年版 3Dプリンタ/造形機の国内市場』
2017年5月31日 【最新レポート情報!】
formnext2016 報告レポート <formnext 2016 にみる3Dプリンター最前線>
2017年2月28日 【最新書籍情報!】
バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2016年3月28日 【最新書籍情報!】
3Dプリンター・造形材料の開発動向と市場 ~IoT時代に求められるモノづくり~
2016年1月27日 【最新書籍情報!】
「新たなものづくり」3Dプリンタ活用最前線
2015年12月18日 【最新レポート情報!】
『euromold2015 & formnext2015 報告レポート』
2015年5月14日 【最新書籍情報!】
『産業用3Dプリンターの最新技術・材料・応用事例』
2015年5月14日 【書籍情報!】
『3Dプリンターの材料技術の開発動向と市場展開』
2015年2月25日
EuroMold 2014 報告レポート発売
2015年1月
EuroMold 2014 最新レポート
2013年11月
3Dプリンターに関する特許分析レポート

世界の3Dプリンターニュース

掲載日:2018年10月29日:ゼロックスが3Dプリンター市場への参入を表明
ゼロックスが3Dプリンター市場への参入を表明アメリカのプリンター・複写機メーカー大手のゼロックスが、3Dプリンター市場への参入を表明した。同社のジョン・ヴィゼンティンCEOが表明したもので、来年度中の参入を予定しているという。 ヴィゼンティンCEOは、「我々は3Dプリンター市場へ参入するためのロードマップを準備しています。現時点ではプリント技術、素材、トナー、ソフトウェアなどにおいて差別化するための要素を強化しています。主にモノづくりの現場において活用される、次世代のレベルの製品を投入することになるでしょう」とコメントしている。 同社によると、3Dプリンター市場参入のロードマップの詳細は、来年二月に予定されている同社の投資家向け説明会において明らかにされるとしている。 同社はまた、同社はすでにオレゴン州のウィルソンヴィル工場にて3Dプリンター用プリントヘッドの製造を行っており、3Dプリンター市場に近いポジションをすでに獲得しているとしている。 プリンターメーカーでは、HPがすでにマルチジェット・フュージョン3Dプリンターを投入し、ハイエンド3Dプリンター市場に参入している。HPに続いてゼロックスも新たに3Dプリンター市場に参入することで、市場の更なる活性化が進むと業界関係者は予想している。 ゼロックスの3Dプリンター市場参入の表明を受け、ニューヨーク証券取引所に上場している同社株価は上昇した。
掲載日:2018年10月28日:EOSが200万ドルを投資、アメリカ市場への対応強化へ
EOSが200万ドルを投資、アメリカ市場への対応強化へドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのEOSが200万ドル(約2億2千万円)を投資し、アメリカ市場への対応を強化する。投資資金はテキサス州のテンプル工場の拡張や、研究開発機能の増強、ロジスティクスシステムの改良などに使われるという。 今回の投資についてEOSノースアメリカのドニー・ヴァネリCOOは、「この投資の主な目的はアディティブ・マニュファクチャリングのための新素材を開発することです。我々が提供する素材ソルーションが、この業界における成功を約束する主要な要因になってきています。過去数年において、我々は航空宇宙から医療の分野まで、新しい素材を開発するために努力を重ねてきました。今後も一層努力する所存です」とコメントしている。 また、同じくテキサス州にあるテクニカルセンターも強化し、北米市場のユーザーのサポートのクオリティをさらに高めるとしている。EOSノースアメリカのコーメリス・ヘーガン氏は、「顧客満足度が我々の目標であり、新しいテクニカルセンターは、より正確で効率的、そしてコスト効率の高いサポートを提供することになるでしょう」とコメントしている。 EOSは1989年設立、アディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるリーディングカンパニー。同社のメタル3Dプリンター、ポリマー3Dプリンターは、航空宇宙、自動車などのモノづくりの領域で広く利用されている。
掲載日:2018年10月27日:米国エネルギー省がフリーランサーと業務提携契約を締結
米国エネルギー省がフリーランサーと業務提携契約を締結米国エネルギー省が、アメリカ最大のアウトソーシングサイトのフリーランサーと業務提携契約を締結した。契約では、製造業のエネルギー消費効率向上や、アメリカの工業基礎力を強化するためのアイデアコンテストなどが実施されるという。 「製造業イノベーターチャレンジ」と名付けられたプロジェクトでは、アメリカ中のフリーランサーから、3Dプリンティング、バイオエネルギー、建設技術、車両工学などに関するアイデアを募集する。アイデアの内容に応じて2,500ドル(約275,000円)から10,000ドル(約110万円)の賞金が贈られるという。 3Dプリンティングの領域では、「大型スケール3Dプリンターのデザインコンセプト」に関する具体的なアイデアが求められている。また、「災害対応のためのアディティブ・マニュファクチャリング」「SSLマニュファクチャリングコンセプト」のプロジェクトにも参加が求められている。 フリーランサーはアメリカ最大のアウトソーシングサイトで、現時点でアメリカ国内の3千万人のフリーランサーが登録、1,000を超えるエリアで1,400万件の仕事がやり取りされている。最近は3Dモデルのデザインやプロトタイプの設計などの3Dプリンティングに関する仕事も多くやり取りされるようになってきている。 なお、フリーランサーは過去にもNASAと共同でロボットアーム製造のための3Dデザインコンテストなども実施している。
掲載日:2018年10月26日:オランダのアパレル企業が3Dプリントニットウェアのキックスターターキャンペーンを開始
オランダのアパレル企業が3Dプリントニットウェアのキックスターターキャンペーンを開始オランダのアパレル企業ザ・ガール・アンド・ザ・マシーンが、3Dプリントニットウェアのキックスターターキャンペーンを開始した。キャンペーンは今週はじめから開始され、現時点で21人のバッカーから4,409ドル(約484,990円)の資金を集めている。なお、キャンペーン終了まであと27日を残している。 キャンペーンで一番人気なのがアーリーバードスペシャルで提供されているメリノウール・シングルジャージーで、価格は171ドル(約18,810円) キャンペーン終了後、バッカーはザ・ガール・アンド・ザ・マシーンのウェブアプリで好みのネックライン、袖の長さ、カフの種類、色、サイズなどの情報を入力する。入力された情報をもとに、ザ・ガール・アンド・ザ・マシーンが専用の3Dプリンターでニットウェアを製造する。 3Dプリンターでニットウェアを製造することで、ワンピースでシームレスなニットウェアを製造することが可能になるとしている。また、通常の製法に比べ、廃棄ロスを大幅に削減することが可能になるとしている。 ザ・ガール・アンド・ザ・マシーンでは、キャンペーンが順調に終了した場合、製品の出荷を2019年4月から開始するとしている。
掲載日:2018年10月25日:イタリアの3DプリンターメーカーのWASPがコスト1000ドルで3Dプリント住宅を建設
イタリアの3DプリンターメーカーのWASPがコスト1000ドルで3Dプリント住宅を建設イタリアの3DプリンターメーカーのWASPが、コスト1000ドル(約11万円)で3Dプリント住宅を建設したとして話題になっている。 ガイアと名付けられた3Dプリント住宅は自然の土、米のもみ殻、藁を素材にして建てられ、建設にかかった時間は10日間だという。建設現場周辺の土を素材にすることで建設コストと建設時間の大幅な削減が可能になったとしている。 WASPのマッシモ・モレッティCEOは、「ガイアは土、もみ殻、藁などの天然素材だけで建設されています。エネルギー消費と環境保護の点においても高いパフォーマンスを発揮しています。我々の理想とするモデルであり、低コスト住宅を建設するためのパーフェクトなアプローチです」とコメントしている。 天然素材を使うことで内部の温度調整が自然になされ、エアコンやヒーターなどが必要ないという。 3Dプリンターを使って住宅を建設するプロジェクトは世界中で立ち上がっているが、自然の土を素材にして住宅を建設するのはこのケースが世界初と見られる。 WASPは2012年設立。これまでに世界最大クラスの建設用デルタ3Dプリンターなどを開発し、世界中の3Dプリンターコミュニティに話題を提供してきている。
掲載日:2018年10月24日:HPがシンガポールの南洋理工大学と共同で3Dプリンティング・リサーチ研究所を開設
HPがシンガポールの南洋理工大学と共同で3Dプリンティング・リサーチ研究所を開設HPがシンガポールの南洋理工大学と共同で、3Dプリンティング・リサーチ研究所を開設する。 HP-NTUデジタルマニュファクチャリング・コーポレート・ラブと名付けられた研究所は、HPにとってアジア初で、世界最大の大学とのコラボレーションプロジェクトとなる。 プロジェクトの立ち上げについてHPのディオン・ワイスラーCEOは、「世界経済フォーラムの予測では、次の10年間で100兆ドル以上の付加価値がデジタルトランスフォーメーションによって創造されます。HPは3Dプリンティング技術が代表するデジタルトランスフォーメーションを推進する基礎技術の開発をリードしてゆきます。HP-NTUデジタルマニュファクチャリング・コーポレート・ラブは、技術の開発をさらに深め、エコシステムの中核として機能することになるでしょう」とコメントしている。 HP-NTUデジタルマニュファクチャリング・コーポレート・ラブは南洋理工大学のキャンパス内に開設され、100人の研究者が勤務する予定。主に3Dプリンティング、AI、サイバーセキュリティ、マシンラーニング、素材開発などのプロジェクトが展開される見込み。 南洋理工大学は、2016年に3Dプリンティングセンターを開設するなど、3Dプリンティングの領域に早くからコミットしてきている。同大学はまた、建設3Dプリンターの開発プロジェクトなども展開している。
掲載日:2018年10月23日:ニューヨークの著名デザイナーが3Dプリンターでキッチンウェアを製造
ニューヨークの著名デザイナーが3Dプリンターでキッチンウェアを製造ニューヨークの著名デザイナーが3Dプリンターでキッチンウェアを製造し、話題になっている。 製造したのはジョー・ドウセット氏。同氏がデザインしたボウル、ピッチャー、シルバーウェアなどは、すべて白と黒のシンプルなデザインが施されている。いずれもニューヨークにあるクーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザインミュージアムに展示されている。 ドウセット氏は、「21世紀のダイニングを表現するために、自分の意識の中にある有限のリソースを使ってデザインした」とコメントしている。 いずれも二種類のポリマー素材をもとに作られ、ニューヨークに拠点を置く大手サービスビューロー・マーケットプレイスのシェイプウェイズでプリントされた。シェイプウェイズはまた、デザインミュージアムで行われるプリントデモンストレーションのための3Dプリンターも貸与するという。 ドウセット氏は、米経済紙フォーブスが「21世紀のデザイナーのための生きるブループリント」と称す人気デザイナー。同氏によると、同氏が3Dプリンターを使ってアートワークを作ったのは、今回が初のケースだという。 なお、ドウセット氏のキッチンウェアは、同デザインミュージアムにて来年4月まで展示される。
掲載日:2018年10月22日:欧州アディティブ・マニュファクチャリング・フォーラム2018がブリュッセルで開幕
欧州アディティブ・マニュファクチャリング・フォーラム2018がブリュッセルで開幕欧州アディティブ・マニュファクチャリング・フォーラム2018が、今週ベルギーのブリュッセルで開幕する。フォーラムには欧州の7か国から13のパートナーが出席する。パートナーにはシーメンス、マテリアライズ、TNO、TWIリミテッド、エアバス、ヨーロピアン・パウダー・メタル協会などが含まれる。 フォーラムでは主に6つのトピックについてのプレゼンテーションやセッションが行われる。 第一のセッションでは「欧州のための革新的工業・社会的ルネッサンス」と題し、次世代のアディティブ・マニュファクチャリングのフレームワークが提示される。 第二のセッションでは、「アディティブ・マニュファクチャリングの工業的チャレンジ」と題し、特にアディティブ・マニュファクチャリング技術のプロセス・クオリフィケーションにおける技術上の課題が議論される。 さらにアディティブ・マニュファクチャリング技術の現場への応用上の課題、アディティブ・マニュファクチャリング技術の国際展開、最新の主なアディティブ・マニュファクチャリング関連プロジェクトなどについてのセッションが行われる。 欧州アディティブ・マニュファクチャリング・フォーラムは、欧州連合ホライズン2020プログラムの一環として開催されている。
掲載日:2018年10月21日:3Dハブズが2018年第四四半期「デジタル・マニュファクチャリング・トレンドレポート」をリリース
3Dハブズが2018年第四四半期「デジタル・マニュファクチャリング・トレンドレポート」をリリース世界中の3Dプリンターをネットワークしているオランダの3Dハブズが、2018年第四四半期「デジタル・マニュファクチャリング・トレンドレポート」をリリースした。3Dハブズがネットワークしている 6,000のプロフェッショナル・サービスプロバイダーから集めたデータを集計した。 期間中最も使われた3Dプリンターはフォームラブズのフォーム2SLA3Dプリンターで、プリント点数は14,142点だった。以下、プルーサi3MK3(13,964点)、プルーサi3MK2(12,674点)、フラッシュフォージ・クリエータープロ(10,873点)、ウルチメーカー3エクステンデッド(7,187点)と続いた。 また、同期間中最も評価が高かった3DプリンターはLulzbotのTaz5で、ゾートラックスのM200が続いた。 工業3DプリンターではHPのジェットフュージョン3D 42003Dプリンターが最も使われ、同期間中にプリントした部品点数は6,400点に達した。また、ユーザー評価では5点満点中4.91点の高得点を獲得した。 使われた3Dプリンターの種類では、FDMが67.7%と全体の三分の二を占め、SLAおよびDLP(15.5%)、SLS(11.1%)、マテリアル・ジェッティング(3.3%)と続いた。 なお、「デジタル・マニュファクチャリング・トレンドレポート」の全文は3Dハブズのウェブサイトで閲覧できる。
掲載日:2018年10月20日:オランダの産廃処理企業が廃棄された冷蔵庫から3Dプリンター用フィラメントを製造
オランダの産廃処理企業が廃棄された冷蔵庫から3Dプリンター用フィラメントを製造オランダの産廃処理企業が廃棄された冷蔵庫から3Dプリンター用フィラメントを製造し、話題になっている。 フィラメントを製造したのはオランダのクールレック社。廃棄された冷蔵庫で使われていたプラスチックを原料に、HIPS(High Impact PolyStyrene plastic)と呼ばれるフィラメントにリサイクルした。 HIPSは着色しやすく接着力が強いので、接着剤などで組み合わせて使うことができる。また、ABSよりも軽量で、玩具やアプライアンスなどの製造に向いているとしている。さらにHIPSフィラメントは、ABSなどに比べて反りが少ないのも特徴だという。 クールレックのアージェン・ウィッテコーク取締役は、「(廃棄された)家電にはいまだに活用可能な資源が大量に含まれています。イノベーティブな技術を使うことで、クールレックは廃棄された冷蔵庫からプラスチックを再利用することができました。HIPSを製造することは、地球を公害などから守り、有限の資源を保存し、持続可能な社会を築くことの一助になります」とコメントしている。 HIPSフィラメントは2.85mm径と1.75mm径の二つのサイズで供給される。いずれも価格は1スプールあたり34ユーロ(約4,590円)クールレックではHIPSフィラメントの出荷を年明けから開始したいとしている。
掲載日:2018年10月19日:テキサスの建設会社が24時間で3Dプリント住宅を建設
テキサスの建設会社が24時間で3Dプリント住宅を建設テキサスの建設会社が24時間で3Dプリント住宅を建設したとして、話題になっている。 建設したのはテキサス州オースティンに拠点を置くアイコン社。平屋建て600平方フィート(約55.74平方メートル)の3Dプリント住宅はセメントを素材に3Dプリントされ、建設にかかったコストはわずか4000ドル(約44万円)だったという。アイコン社によると、この3Dプリント住宅は、テキサス州オースティン市が建築許可証を発行したアメリカ初の3Dプリント住宅になったという。 アイコン社はまた、これまでにベンチャーキャピタルなどから900万ドル(約9億9千万円)の資金調達に成功している。同社へ投資した企業の中には、アメリカ最大のハウスメーカーのDRホートンも含まれているという。 自社の建設3Dプリンティング事業について、アイコン社のジェイソン・バラードCEOは、「我々は世界的な住宅不足に直面しています。これまでの建設のやり方を少し修正する程度ではこの問題を解決することは不可能です。我々は、ハウスメーカー業界そのものが完全なパラダイムシフトを必要としていると認識しています。そして、ワールドクラスの投資家が我々に投資してくれていることに感謝しています」とコメントしている。 アイコン社は非営利団体のニュー・ストーリーと共同で、ホームレスのための3Dプリント住宅を建設することなども予定しているという。
掲載日:2018年10月18日:ジレットがフォームラブズと共同でカスタマイズドレーザーハンドルの製造事業を立上げへ
ジレットがフォームラブズと共同でカスタマイズドレーザーハンドルの製造事業を立上げへ大手剃刀メーカーのジレットが、デスクトップSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズと共同で、カスタマイズドレーザーハンドルの製造事業を立上げる。レーザーハンドルとは剃刀の柄という意味で、3Dプリンターを使って剃刀の柄をカスタマイズド生産する。 両社の発表によると、同事業はレーザー・メーカーと名付けられ、消費者がレーザー・メーカーのウェブサイトで48種類のレーザーハンドルのデザインを選択し、注文する。注文されたレーザーハンドルはSLA3Dプリンターで製造され、消費者へ送付される。 レーザーハンドルの製造は、マサチューセッツ州ボストンにあるジレットのヘッドクォーターで行う。レーザーハンドルはジレットのMACH3シリーズとフュージョン5プログライドシリーズのカートリッジが利用できるとしている。 レーザーハンドルの価格は19ドル(約2,090円)から45ドル(約4,950円)注文から2-3週間で配達されるとしている。 事業の立ち上げについてフォームラブズのデービッド・ラカトスCPOは、「3Dプリンターによるマスカスタマイゼーションは、消費者が3Dプリントされたエンドユーズ製品を体験できる現実を提供しています。この新しいカスタマイズレーザーハンドルは、そのための具体的なステップになります」とコメントしている。
掲載日:2018年10月17日:イスラエルの3Dプリンターメーカーが世界最大のアディティブ・マニュファクチャリング・センターをオープン
イスラエルの3Dプリンターメーカーが世界最大のアディティブ・マニュファクチャリング・センターをオープンイスラエルの3DプリンターメーカーのXジェットが、世界最大のアディティブ・マニュファクチャリング・センターをオープンさせた。センターに投じられた投資金額は1,000万ドル(約11億円)とされる。 イスラエルのレホヴォト・サイエンスパークに建設されたアディティブ・マニュファクチャリング・センターは743平方メートルの大きさで、主にハイエンドメタル3Dプリンターとセラミック3Dプリンターが設置されている。メタル3Dプリンターではステンレス、ジルコニアといった素材が利用可能としている。 アディティブ・マニュファクチャリング・センターの開設について、Xジェットのハナン・ゴサイトCEOは、「このアディティブ・マニュファクチャリング・センターは、マルチマテリアル・プリンティングを追求する我々の挑戦を象徴するものです。このアディティブ・マニュファクチャリング・センターを使い、特殊なアプリケーションを開発したり、世界中にいる我々のユーザーのテストプリントをしたり、様々なことを行ってゆく予定です」とコメントしている。 Xジェットは2005年設立。独自開発したナノパーティクル・ジェッティング技術をベースに、主にハイエンドメタル3Dプリンターやセラミック3Dプリンターを製造している。
掲載日:2018年10月16日:世界初の宇宙用3Dバイオプリンターがソユーズロケット打ち上げ失敗事故で喪失
世界初の宇宙用3Dバイオプリンターがソユーズロケット打ち上げ失敗事故で喪失現地時間の先週木曜日に発生したソユーズMS-10ロケット打ち上げ失敗事故で、世界初の宇宙用3Dバイオプリンターが喪失した。 オーガン・アウトと名付けられた3Dバイオプリンターはソユーズロケットの居住用モジュールに搭載され、打ち上げが順調にゆけばISS国際宇宙ステーションに搬入される予定だった。 打ち上げの失敗を受け、ロシア宇宙局は事故の原因が特定できるまでソユーズロケットの打ち上げを停止するとしている。なお、現在のところ、ソユーズロケットの打ち上げ再開の目途はたっていない。 オーガン・アウトを開発した3Dバイオプリンティング・ソルーションズは、オーガン・アウトのバックアップ機が準備されていて、ロケット打ち上げが再開されれば再び国際宇宙ステーションへの搬入を目指すとしている。 国際宇宙ステーションにはこれまでに、NASA傘下のスタートアップ企業のメイド・イン・スペースが開発した3Dプリンターが搬入され、各種のパーツづくりなどに使われている。3Dプリンターに加え、宇宙空間で3Dバイオプリンターを活用するニーズは多く、今後もオーガン・アウト以外の3Dバイオプリンターの国際宇宙ステーションへの搬入も予定されている。
掲載日:2018年10月15日:コーディー・ウィルソン氏がディフェンス・ディストリビュテッドの代表を辞任
コーディー・ウィルソン氏がディフェンス・ディストリビュテッドの代表を辞任世界初の3Dプリント銃「リベレーター(解放者)」を製造し、現在も3Dプリント銃のデジタルファイルをネットで販売しているコーディー・ウィルソン氏が、自ら代表を務めていたディフェンス・ディストリビュテッドの代表を辞任した。 米テキサス州の報道機関によると、ウィルソン氏は16歳の少女に500ドルの現金を渡してみだらな行為をしたとして、未成年者に対する性攻撃の罪で地元警察に逮捕されたという。同氏は旅行先の台湾で逮捕され、アメリアへ送還されていた。 ウィルソン氏の逮捕を受け、ディフェンス・ディストリビュテッドの公式ホームページは、ウィルソン氏が「個人的な事情」を理由に同社代表を辞任したと伝えている。後任には同社事業開発担当役員のパロマ・ハインドーフ氏が就任するとしている。 ウィルソン氏は3Dプリント銃のデジタルファイルの公開をめぐり、これまで長らく米国国務省と対立してきた。同氏と国務省とは今日までに和解し、同氏は今年8月から3Dモデルの公開を再開していた。一方で、これまでにワシントン州などの全米19の州で3Dモデルの公開を禁止する命令が出されている。 3Dプリント銃のデジタルファイル公開をめぐっては、アメリカ国内でも賛否両論の議論が繰り広げられている。3Dプリント銃は金属探知機での探知が困難なことから、治安上の理由から規制を求める声が少なからず出てきている。
掲載日:2018年10月14日:イタリアの3Dプリンターメーカーがベルトコンベヤータイプの3Dプリンターをリリース
イタリアの3Dプリンターメーカーがベルトコンベヤータイプの3Dプリンターをリリースイタリアの3Dプリンターメーカーのロボットファクトリーが、ベルトコンベヤータイプの3Dプリンター「スライディング3Dシステム」をリリースした。現地時間の今週開催されたメーカーフェア・ローマで展示された。 一般的なFDM方式の3Dプリンターは固定型のプリントベッドにプリントするため、プリントできる数量に限りがある。一方、ベルトコンベヤータイプの3Dプリンターはプリントベッド自体が動くため、プリントできる数量が事実上無制限になる。また、造形サイズも縦方向に無制限になる。 ロボットファクトリーは2年前からベルトコンベヤータイプの3Dプリンターの開発を開始した。当初は3Dプリント後のポストプロセスにかかる時間と、3Dプリント時に生じる廃材の削減を目的に開発したとしている。 ベルトコンベヤータイプの3Dプリンターのリリースについてロボットファクトリーは、「スライディング3Dプリンティングは「デスクトップファクトリー」として利用することが可能です。持続的なプリンティングと大量生産を可能にするからです」と自社のウェブサイトにコメントしている。 利用できるフィラメントはPETGとPLAの二種類。価格やサポートなどの情報は、今のところ公開されていない。
掲載日:2018年10月13日:アメリカ海軍が1年間の3Dプリントメタルパーツの耐久試験を実施
アメリカ海軍が1年間の3Dプリントメタルパーツの耐久試験を実施アメリカ海軍が1年間の3Dプリントメタルパーツの耐久試験を実施する。アメリカ現地時間の今週木曜日、アメリカ海軍のプレスリリースが報じたもので、2019会計年度にアメリカ海軍の空母ハリー・トルーマンに搭載して実施する。 搭載されるのは排水ストレイナー管と呼ばれる部品。水蒸気を通したり水分の除去に使われるという。 試験の範囲は耐衝撃性、耐振動性、低温および高温での稼働性能など多岐にわたる。一年間経過後、部品が外されて各種の分析と試験が行われる。 試験を担当するハンティントン・インガルズ・インダストリーズによると、ハリー・トルーマンでの耐久試験が成功した暁には、アメリカ海軍の他の艦船にも随時応用してゆくという。 アメリカ海軍は、これまでに3Dプリンターを空母エセックスに搭載するなど、アディティブ・マニュファクチャリング技術を積極的に活用してきている。一方で、本格的なメタルパーツを3Dプリンターで製造するのは今回が初のケースと見られる。 3Dプリンターを活用することで各種パーツのオンデマンドマニュファクチャリングが可能になり、製造コストと製造時間を大きく下げられると関係者は注目している。
掲載日:2018年10月12日:プリントユアマインド3DがPLA廃材を使ったリサイクルコンテストを実施
プリントユアマインド3DがPLA廃材を使ったリサイクルコンテストを実施カナダのカルガリーに拠点を置く3Dプリンター販売店のプリントユアマインド3Dが、PLA廃材を使ったリサイクルコンテストを実施する。 一般的なFDM方式の3DプリンターではPLAやABSなどのプラスチック系フィラメントを素材として使用する。その際、多くのケースでプリントミスなどにより廃材が発生する。3Dプリント時に発生する廃材の処分が3Dプリンターユーザーに共通の課題になっている。 プリントユアマインド3Dはその問題に目を付け、地元の高校生を対象に廃材を使って何かを生み出すリサイクルコンテストを実施する運びとなった。 コンテストの実施についてプリントユアマインド3Dは、「このコンテストは3Dプリンターから生じた廃材を再活用し、生徒たちに持続可能なモノづくりや技術などの重要性を学んでもらうことを目指すものです。彼らのコミュニティで役立つ、クリエイティブでイノベーティブなリサイクル方法を編み出してくれることを期待しています」とコメントしている。 コンテストは来年にかけて実施され、プリントユアマインド3Dが審査を行う。勝者は来年6月に発表され、勝者にはウルチメーカー2+3Dプリンターが賞品として贈られるという。
掲載日:2018年10月11日:アメリカの大学生がクワッガ貝を原料にフィラメントを製造
アメリカの大学生がクワッガ貝を原料にフィラメントを製造アメリカの大学生がクワッガ貝を原料にフィラメントを製造し、話題になっている。 フィラメントを製造したのはデビッドソン大学二年生のロレーナ・ジェイムスさん。五大湖のエリー湖に生息するクワッガ貝問題からエコフレンドリーなフィラメントを製造することを思い付いたという。 クワッガ貝はウクライナの黒海北西部原産の二枚貝で、湖沼や河川などの淡水域に生息している。アメリカでは1989年に五大湖で定着が確認されており、船舶が排出するバラスト水によって導入されたものとみられている。在来種の生息地や餌資源を奪うなど競争したり、湖沼全体の栄養源を低下させるといった生態系への問題も引き起こしている。また、大量の養分を一年中濾し取り続けるため、湖沼の食物連鎖を崩壊させる危険性も指摘されている。 Zスプールと名付けられたフィラメントは生分解性プラスチックペレットを原料に、クワッガ貝の貝殻とポリアクリル酸を混ぜて製造している。フィラメントの製造には、フィラボット社のフィラメントメーカーが使われているという。 なお、クワッガ貝は日本では定着していないものの、アメリカと同様の問題を引き起こす恐れがあるため、外来生物法により特定外来生物に指定されている。
掲載日:2018年10月10日:サーンウッドとボーイングが共同でボーイング777Xシリーズ用巨大部品を3Dプリンターで製造
サーンウッドとボーイングが共同でボーイング777Xシリーズ用巨大部品を3Dプリンターで製造サーンウッドとボーイングが、共同でボーイング777Xシリーズ用巨大部品を3Dプリンターで製造したとして話題になっている。 両社が製造したのは12フィート(約3.6メートル)の長さのR6Dツールと呼ばれる部品。サーンウッドのLSAM技術を使い、カーボンファイバーを配合したABS素材を原料に製造された。長さ12フィートもの航空機用部品が3Dプリンターで製造されたのは世界初のケースと見られる。 ボーイング777Xシリーズはボーイングの次世代ロングレンジ・ワイドボディシリーズで、ボーイング777-8シリーズとボーイング777-9シリーズとで構成される。ボーイング777-9シリーズは400人以上の乗客を乗せ、13,000キロメートル以上の距離を飛行することができる。 サーンウッドでは今後、PEEK、PEIなどのエンジニアリングプラスチック系素材も使い、キャビン用パーツの製造などを行ってゆきたいとしている。 航空機用部品を3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まっている。ボーイングのライバルのエアバスも、アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスと共同で、次世代航空機用部品を3Dプリンターで製造している。
掲載日:2018年10月9日:オランダのシェフがコース料理にフード3Dプリンターを使用
オランダのシェフがコース料理にフード3Dプリンターを使用オランダのシェフがコース料理にフード3Dプリンターを使用しているとして話題になっている。 オランダのジャン・スミンク氏は、自らのレストラン・スミンクで提供されるコース料理の盛り付けを3Dプリンターで行っている。素材にはアボカドのピューレ、ヘーゼルナッツ、ローストパンプキン、マッシュポテトなどが使われて、各種の皿を自由なデザインで彩っている。 「3Dプリンターは、手ではデザインできないような盛り付けをするために使っています。タコのデザインをアボカドでしたり、カレーソースを載せた「お皿」などを3Dプリンターで作っています」とスミンク氏はコメントしている。 3Dプリンターを料理に活用する取り組みは過去にも行われている。ミシュラン星シェフのパコ・ペレス氏やジョエル・カスタニエ氏も、スペインのナチュラルマシーンズが開発したフード3Dプリンター「Foodini」を使い、料理に活用している。しかし、いずれも一時的なもので、スミンク氏のように恒常的に使ってはいなかった。 来店客の似顔絵を3Dプリンターで描くことなども検討しているというスミンク氏は、テクノロジーとインスピレーションをミックスすることで、どんなことでも可能になるともコメントしている。
掲載日:2018年10月8日:カナダのフィラメントメーカーがフードセーフフィラメントをリリース
カナダのフィラメントメーカーがフードセーフフィラメントをリリースカナダのフィラメントメーカーのFilaments.caが、フードセーフ(食品安全)フィラメントをリリースした。 「トルーフードセーフPLA」と名付けられたフィラメントは、米国FDA(食品医薬品局)が承認したPLA素材と食品安全着色顔料を原料にしていて、カップ、皿、クッキー型などの製造に使えるとしている。 PLA素材はバイオプラスチックメーカーのネイチャーワークスが開発した植物由来Ingeoバイオポリマーを使用、通常のPLAよりも高い強度と接着力を有している。また、結晶密度に優れ、反りが少ないという特徴も有している。 「トルーフードセーフPLA」は「ブラック・リコリス」「ウォーターメロン・レッド」「ピンク・ドラゴンフルーツ」「グリーン・アップル」などの、さまざまな食品のテーマに合わせた18色が提供される。また、フィラメント径は1.75mmと2.85mmの二種類で、それぞれ1キログラムのスプールで提供される。 植物由来バイオポリマーを素材にしたPLAフィラメントなどはすでにリリースされているが、100%食品安全を謳うフィラメントがリリースされるのは世界初と見られる。 「トルーフードセーフPLA」の価格は1スプール44.95カナダドル(約4,045円)Filaments.caのウェブサイトにて購入可能。
掲載日:2018年10月7日:デスクトップメタルとマークフォージドが和解
デスクトップメタルとマークフォージドが和解自社の3Dプリンター技術に関する知的財産を侵害したとしてデスクトップメタルがマークフォージドに対して起こしていた裁判で、両者の和解が成立した。 連邦裁判所への提訴から三か月後、両者は共同で声明を発表し、いずれの企業もいかなる企業秘密の横領や漏洩などに関与してなく、和解することで合意したとしている。なお、和解条件に関する詳細については、今のところ明らかにされていない。 デスクトップメタルは当初、デスクトップメタル元従業員でマークフォージドに転職したマティウ・パランギ氏が、デスクトップメタル在籍中に同社のメタル3Dプリンティング技術に関する情報を横領し、マークフォージドに漏洩させたとして訴えていた。 デスクトップメタルは2015年設立、ローコストでハイパフォーマンスのデスクトップメタル3Dプリンター「デスクトップ・スタジオシステム」を開発している。「デスクトップ・スタジオシステム」は、独自開発したシングルパス・ジェッティング技術を基に開発され、競合製品の最大100倍のスピードで造形が可能としている。 デスクトップメタルには、これまでにGoogle、GE、BMW、ストラタシスなどの企業が出資している。
掲載日:2018年10月6日:GEアビエーションが3万点目の燃料ノズルを3Dプリンターで製造
GEアビエーションが3万点目の燃料ノズルを3Dプリンターで製造GE傘下のGEアビエーションが、3万点目の燃料ノズルを3Dプリンターで製造したとして話題になっている。 製造したのはGEアビエーションのアラバマ州オーバーン工場。同工場では3Dプリンターによる燃料ノズルの製造を2015年から開始している。 同工場長のリカード・アセヴィドー氏は、「このマイルストーンは、我々が燃料ノズルを3万点3Dプリントしたということに留まりません。私たちのチームは、我々のビジネスでアディティブ・マニュファクチャリング技術が確実に使えるという事を証明したという事を誇りに思うべきです」とコメントしている。 GEアビエーションは2014年にオーバーン工場に5000万ドル(約55億円)を投資し、アディティブ・マニュファクチャリング技術の利用を開始した。同工場では現在までに40台の3Dプリンターが導入され、230人の従業員の管理のもと、各種のパーツを製造している。 燃料ノズルはエンジンに燃料を噴射するための重要な部品で、高熱に耐えうる高い強度が必要な部品。これまでは20点の部品を組み合わせて一つの燃料ノズルを製造していたが、3Dプリンターを導入することで、一つの部品として燃料ノズルを製造することが可能になった。 GEアビエーションは、3Dプリンターの導入により労働力と製造時間を大きく削減できたことに加え、燃料ノズルの重量を25%程度削減することができたとしている。また、強度も従来のものより5倍も強くなったとしている。
掲載日:2018年10月5日:アメリカ海軍とロッキードマーティンが共同でAIベースの3Dプリンティングロボットを開発
アメリカ海軍とロッキードマーティンが共同でAIベースの3Dプリンティングロボットを開発アメリカ海軍とロッキードマーティンが、共同でAIベースの3Dプリンティングロボットを開発する。契約期間は2年間で、580万ドル(約6億5500万円)の開発資金はアメリカ海軍海洋研究所が負担する。 現在製造業などの現場で3Dプリンターの導入が進んでいるが、多くは人間の管理者の管理のもとプリント作業を行っている。プロジェクトでは人間をAIに置き換え、AIがプリント管理や最適化を行うことを目指す。 ロッキードマーティンのブライアン・グリフィス・プロジェクトマネージャーは、「AIが3Dプリンティングをどのように観察し、コンスタントでより良い仕上がりのためにどのような意思決定をするのかを観察する予定です。3Dプリンターによるモノづくりが一般化する中、非常に重要なことであると考えています」とコメントしている。 ロボットは複数軸のレーザー照射型ロボットが使われる予定。また、素材は複数の素材が使われる予定だが、当初はチタン合金Ti-6AI-4Vが使われるという。 ファクトリーオートメーションに3Dプリンターを組み込み、活用するケースはすでに存在するが、AIを使った3Dプリンティングロボットが開発されるのはこのケースが初と見られる。ロボティクスの分野ではAIの導入が進んでおり、3DプリンティングロボットにおいてもAIの導入が本格化しそうだ。
掲載日:2018年10月4日:カナダのスタートアップ企業がロス食材を原料にフィラメントを製造
カナダのスタートアップ企業がロス食材を原料にフィラメントを製造カナダのスタートアップ企業が、ロス食材を原料に3Dプリンター用フィラメントを製造したとして話題になっている。 フィラメントを製造したのはトロントに拠点を置くジェネシス社。トウモロコシやサトウキビなどのロス食材をPLAに混ぜ込み、フィラメントとして製造している。同社によると、ロス食材を混ぜ込んだフィラメントは通常のPLAフィラメントよりも強度に優れ、耐久性も高いという。また、コストも通常のPLAフィラメントよりも40%程安いという。 同社は同様の技術を使い、3Dプリンター用フィラメントのほかに食品用コンテナーや各種のパッケージの製造も計画しているという。 プラスチックなどの資源ゴミを原料に3Dプリンター用フィラメントを製造するプロジェクトは世界中で立ち上がっている。オランダのベンチャー企業リフィル社も、捨てられたヨーグルトの容器を原料にフィラメントを製造するプロジェクトを立ち上げている。また、オーストラリアの非営利団体グリーンパッチも、海洋投棄されたプラスチックや廃棄物として捨てられたプラスチックを原料にリサイクルフィラメントを製造している。 ジェネシスはトロント大学スカボロー校の卒業生らが設立したスタートアップ企業。
掲載日:2018年10月3日:ビッグレップがボッシュの系列企業と提携、CNCコントローラー付き3Dプリンターを開発へ
ビッグレップがボッシュの系列企業と提携、CNCコントローラー付き3Dプリンターを開発へドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、ボッシュの系列企業ボッシュ・レックスロスと提携してCNCコントローラー付き3Dプリンターを開発する運びとなった。CNCコントローラーが3Dプリンターに搭載される世界初のケースとなる。 ボッシュ・レックスロスとの提携について、ビッグレップのステファン・バイヤーCEOは、「業界を越えてユーザーは、最高クラスの品質のパーツを製造するために信頼性が高く、操作が簡単で、効率的な3Dプリンターを求めています。ビッグレップはCNCコントローラーを初めて3Dプリンターに搭載し、アディティブ・マニュファクチャリングを再定義しようとしています。ボッシュ・レックスロスのCNCコントローラーは、我々の3Dプリンターがオートメーションシステムなどと連携するための優れたプラットフォームとして機能してくれるでしょう」とコメントしている。 ボッシュ・レックスロスの新事業担当ディレクターのトーマス・フェシュナー氏も、「このパートナーシップは、ボッシュ・レックスロスが常に持続可能なテクノロジーと次世代のファクトリー・オートメーション・ソルーションを開発していることを証明するものです」とコメントしている。 ビッグレップはドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでに造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンター「ビッグレップ・ワン」シリーズをリリースし、主に産業ユーザーを中心に事業を拡大してきている。
掲載日:2018年10月2日:プリンターボット創業者のブルック・ドラム氏が新事業を開始
プリンターボット創業者のブルック・ドラム氏が新事業を開始今年7月に事業を廃止した3Dプリンターメーカーのプリンターボット創業者のブルック・ドラム氏が新事業を開始した。 クリエーターのためのパトロン募集サイトPatreon(ペイトリオン)に開設されたブルック氏のページによると、同氏の「ニューアドベンチャー」はYouTubeのプリンターボットチャネルを活用したもので、3Dプリンティングのノウハウなどをおさめた動画を会員制で視聴できる仕組み。月額5ドルを支払えば視聴可能で、追加の費用を支払うとドラム氏に個別相談もできるという。 ドラム氏によると、動画シリーズではメーカーボット・インダストリーズの創業者で元CEOのブレ・ペティス氏や、フォームラブズ創業者のマックス・ロボフスキー氏との対談なども予定されているという。 プリンターボットでの経験についてドラム氏は、ペイトリオンのページで、「2011年に私は3Dプリンティングの世界に思い切りのめりこみ、キックスターターで狂ったような経験をしました。プリンターボットのスタッフは5万台以上の3Dプリンターを製造し、各地を旅行し、何千もの人にお会いしました。テレビ番組にも出演しました。私はすべてを事業に投資しましたが、失敗を犯しました。安物の3Dプリンターでひしめく市場にこだわりすぎたのです」とコメントしている。 プリンターボットは2010年設立。3Dプリンター業界ではメーカーボット・インダストリーズなどと並ぶ老舗企業の一社として知られていた。2011年に価格500ドルのオープンソース3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを立ち上げ、総額で83万ドル(約9,130万円)の資金を集めていた。
掲載日:2018年10月1日:アイルランドのダブリン大学がI-Form先端製造リサーチセンターを開設
アイルランドのダブリン大学がI-Form先端製造リサーチセンターを開設アイルランドのダブリン大学がI-Form先端製造リサーチセンター(Advanced Manufacturing Research Center)を開設した。センターでは3Dプリンティング技術やデジタル・マニュファクチャリング技術などが主な研究対象になるという。 センター開設にかかった投資額は2,220万ユーロ(約29億9,700万円)。政府が出資するアイルランド科学基金が投資した。 アイルランド産業省のヘザー・ハンプフリー大臣は、「製造業の現場においてアイルランドがインパクトのある研究成果をもたらすことが引き続き重要です。イノベーションがアイルランド政府の科学戦略の核心部分であり、I-Formリサーチセンターで生み出される数々の技術がそれらの象徴です」とコメントしている。 I-Formリサーチセンターでは、素材開発、プロセスモニタリング、アディティブ・マニュファクチャリング、スマートインテグレートデバイス、デジタル・プロセス・エンジニアリングの、五つのテーマで各種の研究が行われる。また、これまでに地元の31の企業が共同研究の実施を申し入れているという。また、アイルランドのAMBERリサーチや、アメリカのジョンソンエンドジョンソンともパートナーシップ契約を締結しているという。
掲載日:2018年9月30日:デンマークの3Dプリント建設会社がヨーロッパ初の建設許可付き3Dプリント住宅を建設
デンマークの3Dプリント建設会社がヨーロッパ初の建設許可付き3Dプリント住宅を建設デンマークの3Dプリント建設会社のCOBODインターナショナルが、がヨーロッパ初の建設許可付き3Dプリント住宅を建設し、話題になっている。 COBODインターナショナルが建設したのはEUの包括的建設許可を受けた3Dプリント住宅で、ベルギーの企業キャンプCの注文により建設したもの。COBODインターナショナルが新たに開発した建設3Dプリンターを使い、従来の10倍のスピードで建設できたとしている。 なお、COBODインターナショナルの社名のCOBODは、 COnstruction Building On Demandの略で、文字通り建設物をオンデマンドで建設するという意味を持つ。また、同社は同社が3Dプリンターで建設する建設物をBOD(Building On Demand)と呼んでる。 COBODインターナショナルは、もともとデンマークの3Dプリンティング企業の3Dプリントフセットの3Dプリント建設事業部だったが、3Dプリント住宅の需要の高まりを受けて新たに分社した。同社のヘンリック・ランド・ニールセンCEOは、ヨーロッパの建設市場における3Dプリント住宅のニーズは、近年相当高まってきているとしている。 COBODインターナショナルはコペンハーゲンに拠点を置き、コペンハーゲン港にBODを展示している。
掲載日:2018年9月29日:GE傘下企業が機関車用部品の3Dプリンターによる製造試験を開始
GE傘下企業が機関車用部品の3Dプリンターによる製造試験を開始GE傘下企業のGEトランスポーテーションが、機関車用部品の3Dプリンターによる製造試験を開始し、話題になっている。製造試験が順調に進めば、2025年までに最大で250点の部品を3Dプリンターで製造するという。 GEトランスポーテーションが使用するのはバインダージェットテクノロジーベースの3Dプリンター。液体のバインディング素材を使ってメタルパウダーを凝固する。バインディング素材がメタルパウダーのレイヤーを接着するタイプのアディティブ・マニュファクチャリング技術。 バインダージェット方式の3Dプリンターは、一般的なレーザーベースのメタル3Dプリンターの10倍の速さでプリントが可能で、より大きなサイズの部品の造形が可能という。 GEトランスポーテーションは、機関車用部品を3Dプリンターで製造することで、部品点数を削減し、さらにはエンジンそのもののサイズを削減することができるとしている。それにより、余ったスペースにより大きなバッテリーを搭載することが可能になるとしている。 鉄道車両用部品を3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まっているが、機関車用部品を3Dプリンターで製造するのはGEトランスポーテーションのケースが初と見られる。
掲載日:2018年9月28日:アレフ・オブジェクトがオープンソースのPETGフィラメントをリリース
アレフ・オブジェクトがオープンソースのPETGフィラメントをリリースコロラド州ラブランドに拠点を置く3Dプリンター製造ベンチャー企業のアレフ・オブジェクトが、オープンソースのPETGフィラメントをリリースした。 フィラメントは16ページのホワイトペーパーとともにリリースされ、ホワイトペーパーにはフィラメントの製造プロセス、パラメーター、素材グレードなどの情報が記載されているという。 アレフ・オブジェクツは、これまでにオープンソースのABSフィラメントもリリースしており、PETGフィラメントは同社の二番目のオープンソースフィラメントとなる。 PETGフィラメントは1キロのスプールで提供され、価格は45ドル(約4,950円)。アレフ・オブジェクツのウェブサイトで購入できる。 アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、近年業績を伸ばしている。アレフ・オブジェクツはLulzBot3Dプリンターなどのハードウェアに加え、3Dプリンター用ソフトウェアなどもオープンソースで提供するユニークな経営方針で知られている。同社はまた、アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。
掲載日:2018年9月27日:ニンジャボット、クッキー型製造3D プリンター「ニンジャボット・クッキー」の販売開始
ニンジャボット、クッキー型製造3D プリンター「ニンジャボット・クッキー」の販売開始静岡市に拠点を置く3Dプリンターメーカーの合同会社ニンジャボットが、クッキー型製造3D プリンター「ニンジャボット・クッキー」の販売を開始した。 現在、若い女性の間でアイシングクッキー作りがブームになっている。アイシングクッキーとは、粉砂糖や卵白などで作ったアイシングでクッキーの表面をコーティングしたクッキーのことで、キャラクターを作ったり装飾を施したりして楽しむことができる。ニンジャボット・クッキーは、そのアイシングクッキー用の型をつくるための専用3Dプリンターとして開発された。 ニンジャボット・クッキーの開発には、日本のアイシングクッキー界のカリスマ講師のカツマタ・ケイコ氏が監修者として参加している。カツマタ氏は、アイシングクッキーのプロの視点から、ニンジャボット・クッキーのデザインやインターフェースなどについてのアドバイスをしているという。 ニンジャボットでは、ニンジャボット・クッキーの発売開始を記念して、来月末までの期間限定でキャンペーンを行う。キャンペーン期間中は特別価格が適用され、標準モデルが36,000 円(消費税込、通常価格38,800 円)、カバー付きモデルが同38,000 円(消費税込、通常価格40,716 円)で提供される。 3Dプリンターの価格低下に伴い、一般での3Dプリンターの利用が進んでいるが、クッキー型の製造に特化した3Dプリンターがリリースされるのは世界初と見られる。
掲載日:2018年9月26日:シェイプウェイズがストラタシスと共同でフルカラー・マルチマテリアル3Dプリンティングサービスを開始
シェイプウェイズがストラタシスと共同でフルカラー・マルチマテリアル3Dプリンティングサービスを開始アメリカのサービスビューロー・マーケットプレイス大手のシェイプウェイズが、大手3Dプリンターメーカーのストラタシスと共同でフルカラー・マルチマテリアル3Dプリンティングサービスを開始する。現在イギリスのバーミンガムで開催中のTCT展示会で発表されたもので、ストラタシスのJ7503Dプリンターを使い、シェイプウェイズが3Dプリンティングサービスを提供する。 J7503Dプリンターはストラタシスの最新モデルで、最大50万色のカラーコンビネーションの利用が可能。J7503Dプリンターの初期ユーザーにはたんぱく質のバイオモデル製造のバイオロジカル・モデル社も含まれているという。 シェイプウェイズとの協業について、ストラタシスのグレッグ・ケスCEOは、「ストラタシスのJ7503Dプリンターは、シェイプウェイズを利用するデザイナー、企業家、学生、アーチストに、彼らが産み出す最高のアイデアと熱意を実際のモノにする新たな機会を提供するでしょう」とコメントしている。 現時点では、年内にベータユーザーへのサービス提供が開始され、来年度中にすべてのユーザーへのサービス提供が開始されるとしている。 シェイプウェイズは2007年にオランダの大手家電メーカー・フィリップスの社内ベンチャーとして設立された。今日までにニューヨークを拠点にユーザーを世界規模で増やしてきている。
掲載日:2018年9月25日:エアバス・ヘリコプターがエアバスA350用部品を3Dプリンターで製造
エアバス・ヘリコプターがエアバスA350用部品を3Dプリンターで製造エアバス・ヘリコプターがエアバスA350用部品を3Dプリンターで製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 エアバス・ヘリコプターが製造しているのはラッチシャフトと呼ばれるドア用部品。EOSのM400-4 3Dプリンターを使い、チタン合金製の部品を一度に28点製造しているという。エアバス・ヘリコプターによると、3Dプリンターを使うことで従来の製造方法よりも25%低コストで、より迅速に製造することが可能になったという。 エアバスA350一機には16点のラッチシャフトが使われているが、3Dプリンターによる製造で45%軽量化できたため、全体で4㎏の重量が軽減できたという。 エアバス・ヘリコプターでは、3Dプリンターによる製造をフル稼働させた場合、年間で2,200点のラッチシャフトが製造できるとしている。 エアバス・ヘリコプターのルイス・マーティン・ディアス工業サービスセンター長は、「部品などの製造の初期の段階から3Dプリンターを活用することで、モノづくりがより簡単に、より高いコスト効率が見込めるようになります。航空機の場合、重量を減らすことが重要になります。エアバスでは、ヘリコプターのパーツも3Dプリンターで製造することを計画しています」とコメントしている。
掲載日:2018年9月24日:ジョセフ・プルーサ氏がSLA3Dプリンター「プルーサ・SL1」をリリース
ジョセフ・プルーサ氏がSLA3Dプリンター「プルーサ・SL1」をリリースチェコ出身の世界的な3Dプリンターデザイナーのジョセフ・プルーサ氏が、SLA3Dプリンター「プルーサ・SL1」をリリースした。 プルーサ氏はオープンソースの3Dプリンター開発プロジェクト「レップラップ・プロジェクト」の中核メンバーの一人で、これまでに「プルーサMk3/i3」などをデザインし、世界中の3Dプリンターユーザーに提供してきている。また、同氏がデザインした3Dプリンターは、メーカーボット・インダストリーズなどの主要メーカーの製品デザインに大きな影響を与えている。 プルーサ氏は、これまでに自身の名前を冠した企業「プルーサ・リサーチ」設立し、現在は同社のブランドで製品を提供している。 「SL1」はオープンソースのSLA3Dプリンターで、造形サイズは最大で120 × 68 × 150 mm、造形レゾルーションは2560×1440pとなっている。セパレート式のデュアルフレームを採用し、一般的なSLA3Dプリンターよりも安定したプリント品質を確保できるとしている。 「SL1」の価格は1,599ドル(約175,000円)。先行するフォームラブズやXYZプリンティングのSLA3Dプリンターよりも安価な価格となっている。「SL1」はプルーサ・リサーチのウェブサイトから注文できる。
掲載日:2018年9月23日:イタリアの3DプリンターメーカーのWASPが「究極の3Dプリンター」をリリース
イタリアの3DプリンターメーカーのWASPが「究極の3Dプリンター」をリリースイタリアの3DプリンターメーカーのWASPが、同社が「究極の3Dプリンター」と呼ぶ3Dプリンターをリリースする。来月6日と7日の二日間開催される「世界を救うための緊急コール」イベントで展示される。 「究極の3Dプリンター」はWASPが二年前に開発に着手した建設3Dプリンター。建設物が建設されるそれぞれのロケーションで入手可能な素材を利用し、建設する。それゆえ、一般的な建設3Dプリンターのように素材を輸送する必要がなくなり、運送コストと建設コストを大幅に削減することが可能になるとしている。 WASPのマウリツィオ・アンドレオリ氏は、「過去に開発したデルタ方式の3Dプリンターで得られたノウハウを活用し、『究極の3Dプリンター』の開発に成功しました。また、(ロスされた食材、土、藁などを使って作られた)ガイアプロジェクトで建設物の空気循環などに関する新たなノウハウが得られました。そうしたノウハウも『究極の3Dプリンター』に活用されています」とコメントしている。 WASPは2012年設立。これまでに世界最大クラスの建設用デルタ3Dプリンターなどを開発し、世界中の3Dプリンターコミュニティに話題を提供してきている。
掲載日:2018年9月22日:プルーサ・リサーチがインハウス・フィラメントの出荷を開始
プルーサ・リサーチがインハウス・フィラメントの出荷を開始チェコ共和国の3Dプリンターメーカーのプルーサ・リサーチが、インハウス・フィラメントの出荷を開始する。同社の新工場で製造されたもので、3Dプリンターメーカーが製造するインハウス・フィラメントとしては世界初になると見られる。 プルーサ・リサーチのジョセフ・プルーサCEOは、「多くの3Dプリンターメーカーは径誤差などのフィラメントの品質にあまり注意を払いません。我々はその状態から一歩先を行きたいと考えました。その結果、我々が製造するフィラメントの径誤差を±20μmにまで抑えることが可能になりました」とコメントしている。 多くの3Dプリンターメーカーが「純正」フィラメントを供給しているが、メーカー自身が内製するケースはこれまでなかった。一般的には外部のフィラメントメーカーに製造委託し、製造している。 プルーサ・リサーチのフィラメントは、現時点ではPLAフィラメントのみ供給される。色はシルバー、ギャラクシーブラック、リップスティックレッド、アジュールブルーから選択できる。価格は1スプール24.99ドル(約2,750円)。アメリカのAmazonなどで来月から販売される。プルーサ・リサーチではPLAフィラメントに加え、PETGフィラメントとASAフィラメントの供給も計画している。
掲載日:2018年9月21日:クウェート政府が3Dプリントフィギュアショップを閉鎖
クウェート政府が3Dプリントフィギュアショップを閉鎖クウェート政府が3Dプリントフィギュアショップを閉鎖したとして、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 クウェートの地元紙アル・クァバスが報じたところによると、市内で営業していた3Dプリントフィギュアショップが、現地時間の今月16日に突然営業停止を命じられ、閉店させられたという。ショップでは、3Dプリンターで作られたアイドルのフィギュアなどが売られていたという。なお、ショップは地元のテクノロジー企業のDOOB3Dが運営していた。 3Dプリントフィギュアショップは今年営業を始めたが、直後から地元の宗教指導者などから強い非難が浴びせられていた。イスラム教の戒律では、人形や銅像などの偶像崇拝が厳しく禁じられている。 3Dプリントフィギュアショップ閉鎖の情報は世界中に広がり、これまでにツイッターで「クウェートの偶像崇拝」というハッシュタグが21,000回も使われているという。また、クウェートのジャーナリストの中には、ツイッターなどで政府の行動を批判するコメントを発する人も出ている。 イスラム社会における3Dプリンターの活用においては、宗教的な側面から制限がかかる可能性があることを今回のケースは伝えている。
掲載日:2018年9月20日:シーメンスの系列企業が3Dプリンターで鉄道車両用交換部品を製造
シーメンスの系列企業が3Dプリンターで鉄道車両用交換部品を製造シーメンスの系列企業が3Dプリンターで鉄道車両用交換部品を製造しているとして話題になっている。 シーメンス・モビリティはドイツのドルトムント・エフィングの鉄道車両整備工場にストラタシスのフォルタス450mc3Dプリンターを設置し、各種の鉄道車両用交換部品を製造している。同社によると、現在までに部品の多くを3Dプリンターで製造するようになり、部品在庫を備蓄する必要がなくなったという。 3Dプリンターを導入する前は、同社は各種の部品を鋳造などの製法で製造していた。そのため、一度の鋳造で多数の部品が製造され、大量の在庫を持つこととなった。また、部品一点の製造につき、およそ6週間の時間がかかっていた。 「これまで製造に6週間かかっていた部品が、3Dプリンターで製造することでわずか13時間で作れるようになりました。3Dプリンターの導入により、製造にかかる時間を最大で95%削減することが可能になりました」とシーメンス・モビリティのティナ・ユウフィンガー氏はコメントしている。 また、外部の業者へ部品製造を依頼する必要がなくなり、外注コストも大きく削減できたとしている。3Dプリンターの導入により、部品のサプライチェーンそのものが一変したとしている。 鉄道車両用交換部品を3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まっている。オランダ鉄道も3Dプリンターを導入し、各種の交換部品の製造を行っている。
掲載日:2018年9月19日:レゴとスタンレー・ブラック&デッカーがストラタシスのスピンオフ企業に1900万ドルを投資
レゴとスタンレー・ブラック&デッカーがストラタシスのスピンオフ企業に1900万ドルを投資レゴと大手ベンチャーキャピタルのスタンレー・ブラック&デッカーがストラタシスのスピンオフ企業のエボルブ・アディティブ・ソルーションズに1900万ドル(約21億円)を投資し、3Dプリンターコミュニティの大きな話題になっている。 エボルブ・アディティブ・ソルーションズは今年初めにストラタシスから分離し、スピンオフ企業として新たなスタートを切った。同社は独自開発したプロプリエタリー・セレクティブ・サーモプラスチック・エレクトロフォトグラフィック・プロセス(STEP)と名付けられた技術を用い、通常のアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションの50倍のスピードでモノづくりができるとしている。 エボルブ・アディティブ・ソルーションズのSTEPテクノロジーは、射出成型法のような大量生産のモノづくりに活用できるとして、アディティブ・マニュファクチャリングの関係者から大いに注目されている。 今回の投資には、レゴとスタンレー・ブラック&デッカーに加え、大手国際金融機関のBNPパリバと、エボルブ・アディティブ・ソルーションズの母体のストラタシスも含まれているという。なお、今回の投資のバリエーションなどの情報については明らかにされていない。
掲載日:2018年9月18日:DSMとフォームフューチュラが業務提携
DSMとフォームフューチュラが業務提携オランダの大手化学企業のDSMと、同じくオランダの3Dプリンター用フィラメントメーカーのフォームフューチュラが業務提携する。現地時間の14日に発表されたところによると、フォームフューチュラはDSMの高機能フィラメントを自社の販売チャネルで販売する。 フォームフューチュラは、カーボンファイバーフィラメントなどの高機能フィラメントを世界100か国以上で販売している。今回の業務提携により、DSMの製品がフォームフューチュラのチャネルを通じて一般の3Dプリンターユーザーへ供給されることになる。 DSMは、これまでにステレオリソグラフィーの領域で光硬化樹脂などの製品を供給してきた。同社の顧客は、大手企業をはじめとする法人ユーザーがメインだった。 今回の業務提携について、DSMのグローバルマーケティングディレクターのジル・コーエン氏は、「フォームフューチュラとのコラボレーションにより、我々のグローバルリーチがさらに広がります。ユーザーにとっても受発注やサポートが受けられやすくなるので、メリットが大きいと思います」とコメントしている。 DSMは100年以上の歴史を持つオランダの化学企業。全世界で23,000人の従業員を抱えるグローバル企業でもある。同社はユーロネクスト・アムステルダム証券取引所に上場している。
掲載日:2018年9月17日:マターハッカーが高機能フィラメント「ナイロンG」をリリース
マターハッカーが高機能フィラメント「ナイロンG」をリリースカリフォルニア州コスタメサに拠点を置く3Dプリンター販売店のマターハッカーが、高機能フィラメント「ナイロンG」をリリースした。 ナイロンGはグラスファイバーを含んだナイロンベースのフィラメントで、耐久性と耐衝撃性に優れた特徴を持つ。1.75mm径500グラムのスプールで供給され、価格は64ドル(約7,040円)。ナイロンGは、一般的なFDM方式の3Dプリンターであれば利用可能。 ナイロンGのリリースについてマターハッカーの製品開発シニアディレクターのデーブ・ゲイロード氏は、「モノづくりの現場での3Dプリンターの利用が広がる中、耐久性に優れたフィラメントのラインアップを広げてゆくことがますます求められてきています。ナイロンGのような高い耐衝撃性を持つシリーズを新たにリリースできることに大変興奮しています」とコメントしている。 マターハッカーはこれまでにナイロンX、ポリカーボネートフィラメントなどの高機能フィラメントを自社ブランドでリリースし、法人ユーザーを中心に供給してきている。マターハッカーはまた、自社ブランド以外の各種のフィラメントも実店舗とネットで販売し、アメリカを中心にビジネスを拡げてきている。
掲載日:2018年9月16日:オートデスクがフュージョン360のライセンスモデルを変更へ
オートデスクがフュージョン360のライセンスモデルを変更へCADソフトメーカー大手のオートデスクが、フュージョン360のライセンスモデルを変更する。これまでスタンダードライセンスとウルチメートライセンスの二つのライセンスが提供されていたが、スタンダードライセンスを廃止してウルチメートライセンスに集約する。 ライセンスモデルの変更は10月7日に行われる。これまでスタンダードライセンスを使っていたサブスクライバーのライセンスはウルチメートライセンスに自動的に切り替わる。 ウルチメートライセンスでは、5軸マシニングなどを含むアドバンスCAMの機能などが利用できるようになる。また、ウルチメートライセンスのサブスクリプションフィーは年額1,535ドルだったが、年額495ドルへと大幅に値下げされる。 これまで提供されていた学生・アカデミックライセンスについては、これまでと同様の条件が適用される。また、スタートアップ企業などに提供されていた無料利用プログラムについての同様の条件が適用される。 サブスクリプションフィーの月払いを選択していたサブスクライバーについては、一括年払いへの移行が求め得られる模様。 オートデスクがフュージョン360のライセンスモデルを変更する背景には、フュージョン360のユーザーを増やし、CADコミュニティのエコシステムを拡大する思惑があるものと思われる。
掲載日:2018年9月15日:ゾートラックスがSLA3Dプリンター「ゾートラックス・インクスパイア」をリリース
ゾートラックスがSLA3Dプリンター「ゾートラックス・インクスパイア」をリリースポーランドの3Dプリンターメーカーのゾートラックスが、SLA3Dプリンター「ゾートラックス・インクスパイア」をリリースする。ゾートラックスがリリースする初のSLA3Dプリンターとなる。 ゾートラックス・インクスパイアはフォトポリマー樹脂を素材にLCDスクリーンとUVLEDライトを使って造形するDLP方式の3Dプリンター。XY軸で最小50ミクロン、Z軸で最小25ミクロンのピッチで造形することができる。造形サイズは最大で74 x 132 x 175 mm となっている。また、管理ソフトとしてゾートラックスの「ゾートラックス・スイート」がバンドルされる。 素材はゾートラックス純正のゾートラックス・フォトポリマーレジン・ベーシックが供給されるが、波長405nmで硬化する樹脂であれば利用できるとしている。 ゾートラックスはゾートラックス・インクスパイアの出荷を今年秋から始めるとしている。なお、価格は2,699ドル(約296,890円)。 ゾートラックスは2013年設立。独自開発したLPD(layer plastic deposition) ベースのFDM3Dプリンターを開発し、主にアメリカとヨーロッパを中心にユーザーを増やしている。ゾートラックスの製品は、日本を含む各国で販売代理店を通じて販売されている。
掲載日:2018年9月14日:3Dハブズのビジネスモデル再構築に3Dプリンターコミュニティが反発
3Dハブズのビジネスモデル再構築に3Dプリンターコミュニティが反発10月1日から実施するとした3Dハブズのビジネスモデル再構築に、3Dプリンターコミュニティが反発している。 3Dハブズは世界中の3Dプリンターをネットワークし、ユーザーが3Dプリンターを利用すると3Dプリンターオーナーに一定の手数料が支払われるプラットフォームを構築していた。ところが、3Dハブズはその仕組みを改め、3Dハブズが認定したパートナーとのみ契約し、個人オーナーなどをネットワークから除外するとしていた。 3Dハブズの決定を受け、Twitterには多くの個人オーナーから不満のツイートが多数投稿されている。 あるユーザーは、「地元の3Dプリンターでプリントを」から「クローズドなマニュファクチャリングのプログラム」へ転換するのは容認できない。3Dハブズに参加するために3Dプリンターを購入したのに。という不満を綴ったツイートを投稿している。 別のユーザーも、「(個人オーナーという)多くの人の犠牲をもって、3Dハブズは現在の地位を獲得した。(個人オーナーをないがしろにするのは)許されないことだ」とコメントしている。 3Dハブズは、特にアメリカとヨーロッパで普及し、ユーザー、オーナーともに多くが利用している。3Dハブズのビジネスモデル再構築をめぐっては、当分の間混乱が続くものと予想される。
掲載日:2018年9月13日:3Dハブズがビジネスモデルを一新、一般の3Dプリンターをネットワークから除外へ
3Dハブズがビジネスモデルを一新、一般の3Dプリンターをネットワークから除外へ世界中の3Dプリンターをネットワークしてきたオランダのスタートアップ企業の3Dハブズがビジネスモデルを一新する。同社の発表によると、同社は10月1日から同社がマニュファクチャリング・パートナーと認定していない3Dプリンターオーナーとの提携を中止するとしている。 同社のマニュファクチャリング・パートナーは一定の事業規模を持つサービスビューローが中心で、3Dハブズがこれまでにネットワークしてきた多くの個人3Dプリンターオーナーがネットワークから除外されることになる。 今回の決定について3Dハブズは、「モノづくりをより簡単に、よりアクセスしやすくするというのが3Dハブズのミッションです。3Dハブズはこれまでに170万点ものモノを作ってきましたが、それらのほとんどは(サービスビューローなどの)プロの業者によって作られてきました。より高品質で信頼できるモノづくりを強化するために今回の決定に至りました」と説明している。 3Dハブズの決定について、3Dハブズに3Dプリンターを提供してきていた個人の3Dプリンターオーナーから怒りの声が噴出している。 3Dハブズはオランダの起業家ブラム・デ・ツウォート、ブライアン・ギャレットの二人が2013年4月に設立した。同社に接続している3Dプリンターをインターネット経由でユーザーが利用した場合、オーナーが一定の手数料を受け取る仕組みを提供していた。
掲載日:2018年9月12日:NASCARのレーシングチームが3Dプリンターでレースカーのパーツを製造
NASCARのレーシングチームが3Dプリンターでレースカーのパーツを製造NASCARのレーシングチームが3Dプリンターでレースカーのパーツを製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 パーツを製造したのはアメリカのチーム・ペンスキー(Penske)。ストラタシスの3Dプリンターで、カーボンファイバーを配合したナイロン12を素材に製造したという。 「シーズン中ドライバーがレースに集中する中、レースカーのデザインと開発という別の競争が始まっています。3Dプリンターを使ってパーツを製造することでチームに多くのメリットがもたらされます。より良く、より強いエアロダイナミックのデザインのパーツを作ることが可能になります。早くパーツを作ることで、チームの競争力も高まります」とチーム・ペンスキーのマット・ギンベル・プロダクションマネージャーはコメントしている。 チーム・ペンスキーが使ったのはストラタシスのフォルタス380mcカーボンファイバー・エディションシリーズ。これまでに航空宇宙、自動車などの業界で導入が進んでいる。 フォルタス380mcカーボンファイバー・エディションシリーズは、現在シカゴで開催中のシカゴ国際工作機械見本市(IMTS)のストラタシスのブースで展示されている。
掲載日:2018年9月11日:HPがシカゴ国際工作機械見本市でメタルジェット3Dプリンターを展示
HPがシカゴ国際工作機械見本市でメタルジェット3Dプリンターを展示HPが、現在シカゴで開催されているシカゴ国際工作機械見本市(IMTS)で、新たに開発したメタルジェット3Dプリンターを展示している。HPによると、同社のメタルジェット3Dプリンターは、従来型の3Dプリンターの「50倍の速さでプリントできる」としている。 メタルジェット3Dプリンターの造形サイズは430 x 320 x 200mmと大きめで、四つのノズルと二つのプリントバーを搭載している。 HPによると、同社のメタルジェット3Dプリンターは、これまでにイギリスのGKNや、フォルクスワーゲンに試験的に導入され、ギアシャフトノブやミラーマウントなどの部品製造に使われているという。 メタルジェット3Dプリンターの価格は39万9千ドル(約4,389万円)で、本格的な出荷は2020年から始まるとしている。 HPは2016年に独自開発したポリマーベースのマルチジェット・フュージョン3Dプリンターをリリース、インダストリアル3Dプリンター市場に本格参入した。同社のマルチジェット・フュージョン3Dプリンターはこれまでに相当のシェアを確保したとみられ、メタルジェット3Dプリンターのリリースによりメタル3Dプリンター市場でも一定のシェアを確保すると業界関係者は予想している。
掲載日:2018年9月10日:イギリスのユーチューバーが3Dプリンターで空き缶ポータブルスピーカーを製造
イギリスのユーチューバーが3Dプリンターで空き缶ポータブルスピーカーを製造イギリスのユーチューバーが3Dプリンターで空き缶ポータブルスピーカーを製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 製造したのはイギリスのシェフィールドに住むロビン・ハートリー氏。キャドベリーのホットチョコレートドリンクの空き缶をベースに、電子基板などを埋めるスケルトンを3Dプリンターで製造した。ハートリー氏は、普段は捨てられてしまうものを使って何かクールで便利なものを作りたかったという。 同氏、はポータブルスピーカーの作り方を収めた動画をYouTubeに公開している。それによると、ポータブルスピーカーの製造にはホットチョコレートドリンクの空き缶のほか、オーディオアンプ、8オームのスピーカー、ポテンショメーター、DC電源ジャック、スイッチ、10Mのボルトとナットが必要としている。 空き缶の内部に収めるスケルトンの3Dモデルはハーリー氏がFusion360で製造し、ハーリー氏のウェブサイトからダウンロードできる。また、コントロールパネルとカバーの3Dモデルも同様にダウンロードできる。 ユーチューバーが自作したモノを動画とウェブサイトで公開する機運は世界的に高まっている。こうしたトレンドは今後も拡大しそうだ。
掲載日:2018年9月9日:ドイツのポストプロセススタートアップ企業が500万ドルの資金を調達
ドイツのポストプロセススタートアップ企業が500万ドルの資金を調達ドイツのポストプロセススタートアップ企業のダイマンション(DyeMansion)が、シリーズA投資で500万ドル(約5億5千万円)の資金を調達した。出資したのはドイツのウンターネーマータム・ベンチャーキャピタル、Btovパートナーズ、AMベンチャーなどのベンチャーキャピタル。 ダイマンションのプレスリリースによると、同社は調達した資金をパートナーとの提携強化に向けて投資し、ポストプロセスの業界でのリーダーの地位を確保したいとしている。 ダイマンションは2013年に起業家フェリックス・エワルドとフィリップ・クレーマーが共同で設立した。3Dプリントされたパーツに独自開発したポストプロセスを施し、サーフェス品質や強度を確保する。2015年にはメタル3DプリンターのEOS創業者ハンス・ランガー氏も同社へ出資している。 ダイマンションはこれまでにBMW、ダイムラークライスラー、アンダーアーマー、HP、シェイプウェイズ、マテリアライズなどの企業を含む全世界500社の企業と取引をしているという。 一般的な3Dプリンターは積層を積み重ねてモノを造形するため、射出成型法などで製造されるモノよりも強度などに問題が生じるケースが少なくない。3Dプリンターでプリントされたモノに塗装やコーティングなどのポストプロセスを施すことにより、3Dプリンターの弱点が補えると業界関係者は期待している。
掲載日:2018年9月8日:オランダ鉄道が鉄道車両の交換部品を3Dプリンターで製造
オランダ鉄道が鉄道車両の交換部品を3Dプリンターで製造オランダ鉄道が鉄道車両の交換部品を3Dプリンターで製造しているとして話題になっている。これまでに20点の交換部品が3Dプリンターで製造され、年内に50点の部品がさらに製造されるという。 オランダ鉄道の関係者によると、交換部品を3Dプリンターで製造することで、従来の方法よりも安く、より迅速に製造することが可能になったという。 交換部品の製造自体は、提携している外部の3Dプリンティング・サービスビューローのダイアマックス社が行っている。ダイアマッックス社は、主にプラスチックとメタルパウダーを素材に各種の部品を製造している。なお、同社が使用している3Dプリンターの種類などについては明らかにされていない。 鉄道車両の交換部品を3Dプリンターで製造する機運は世界中で高まっている。ドイツ鉄道がすでに3Dプリンターで各種の部品を製造している他、シンガポール陸上交通省も、地下鉄などの各種の鉄道車両用部品を3Dプリンターで製造している。 オランダ鉄道は1938年設立の、旧オランダ国鉄の事業を承継した全国的な鉄道事業者。オランダ全土に2800キロメートルにわたる鉄道網を有し、オランダ四大都市を中心に鉄道事業を展開している。
掲載日:2018年9月7日:GKNエアロスペースがロケットエンジン用タービンを3Dプリンターで製造
GKNエアロスペースがロケットエンジン用タービンを3Dプリンターで製造イギリスの航空宇宙大手のGKNエアロスペースが、ロケットエンジン用タービンを3Dプリンターで製造するとして話題になっている。 同社が製造するのはプロメテウスと名付けられた新型液体酸素メタンエンジン。低コスト・高品質でリサイクル可能な次世代エンジンとされる。プロメテウスは主要部品を3Dプリンターで製造し、前モデルのヴァルカン21シリーズの10分の1のコストで製造できるとしている。 GKNエアロスペースによると、アディティブ・マニュファクチャリング技術を活用することでタービンを構成する主要部品の高品質を確保しているという。また、これまでに100点あった部品点数も、2点へと大幅に削減できたとしている。 現在のところ、プロメテウスの燃焼実験は2020年11月に予定されている。 GKNエアロスペースの担当者は、「(アディティブ・マニュファクチャリング技術の)ベネフィットと高い付加価値、そしてコスト削減効果をデモンストレーションできることを楽しみにしています」とコメントしている。 GKNエアロスペースは1930年設立。かつてはスウェーデンのボルボ傘下の企業だったが、2012年にイギリスのGKNグループに買収され、現在はGKNエアロスペースとして事業を展開している。
掲載日:2018年9月6日:XYZプリンティングがボイスコントロール型3Dプリンターをリリース
XYZプリンティングがボイスコントロール型3Dプリンターをリリース台湾の3DプリンターメーカーのXYZプリンティングが、ボイスコントロール型3Dプリンター「ダ・ヴィンチ・オール・イン・ワン(AIO)」をリリースした。 ダ・ヴィンチ・オール・イン・ワンは、フルカラー3Dプリンターのダ・ヴィンチ1.0AIOをベースに開発され、エングレーバーと3Dスキャナーをビルドインしたタイプ。エングレーバーは紙、ボール紙、皮、木、プラスチックなどをエングレーブできるとしている。 ボイスコントロールは3Dプリンターに「プリント」「プリント停止」「カリブレーション」「ステータスアップデート」「メンテナンス」といったコマンドを与えることができる。また、XYZプリンティングの3Dギャラリーの中から3Dモデルを選んでプリントすることもできるという。 ダ・ヴィンチ・オール・イン・ワンのアメリカでの販売価格は3,800ドル(約418,000円)。 XYZプリンティングは台湾の製造受託大手金寶グループの子会社。これまでに価格数百ドル程度の低価格3Dプリンター「ダ・ヴィンチ」シリーズなどをリリースし、世界中に製品を提供している。「ダ・ヴィンチ」シリーズは、アメリカでは大手書店チェーンのバーンズ・アンド・ノーブルや、Amazonなどで販売されている。
掲載日:2018年9月5日:イギリスの企業がクラシックレースカーのエンジンカバーを3Dプリンターで製造
イギリスの企業がクラシックレースカーのエンジンカバーを3Dプリンターで製造イギリスのエンジニアリング企業がクラシックレースカーのエンジンカバーを3Dプリンターで製造し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。 エンジンカバーを製造したのはイギリスのノーザンプトンシャーに拠点を置くKWヘリテッジ社。アルファロメオのTipo33/3レースカーのエンジンカバーを3Dスキャナーと3Dプリンターで製造した。アルファロメオのTipo33/3レースカーはわずか12台しか製造されていない極めて希少なレアカーで、スティーブ・マックイーンが主演した映画「ル・マン」にも登場している。 1971年に製造されたTipo33/3レースカーは、エンジンカバーを含めた主要パーツの供給がこれまでに停止されている。 エンジンカバーは既存のものを3Dスキャナーでスキャンし、CADで修正を施して3Dプリンターで製造された。素材には高強度のハイパフォーマンス・サーモプラスチックが使われている。 エンジンカバーを搭載したTipo33/3レースカーは、今月7日から9日までの三日間イギリスのチチェスターで開催されるクラッシックカーの展示会「グッドウッド・リバイバル」に展示される予定。また、開催期間中KWヘリテッジによるオンサイト・デモンストレーションも実施される。
掲載日:2018年9月4日:PwCがデジタルスキル社内研修プログラムを開始
PwCがデジタルスキル社内研修プログラムを開始大手コンサルティングファームのプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が、3Dプリンティング、ドローン、ブロックチェーンなどのデジタルスキル社内研修プログラムを開始する。 「デジタル・アクセラレーター」と題された研修プログラムは二年に渡って開催され、1000人の社員が対象になる。プログラムは中級者・上級者向けの内容で構成され、PwCの社員に実践的なデジタルスキルを身に着けさせることを目的にしているという。 現在のところ、PwCの社員46,000人のうち、3,500人がプログラムへの参加を希望している。 プログラムは週に10時間開催され、カリキュラムの前半はブロックチェーンについての講義が行われる。3Dプリンティングについては、アディティブ・マニュファクチャリングの基本的な仕組みが説明され、3Dプリンターが製造業などに与えるインパクトなどについて解説されるという。また、第三部ではマシンラーニングなどのAIについての講義も行われる。 プライスウォーターハウスクーパースはロンドンを本拠地とするコンサルティングファーム。デロイトトーマツ、KPMC、アーンスト・アンド・ヤングと並んで世界四大会計系コンサルティングファームの一角を占めている。日本でもPwC Japanグループが会計やビジネスコンサルティングなどのサービスを提供している。
掲載日:2018年9月3日:ナノスクライブが上海に現地法人を設立
ナノスクライブが上海に現地法人を設立ドイツのフォトジェニック・プレシジョン3Dプリンターメーカーのナノスクライブが、中国・上海に現地法人を設立した。現地法人ナノスクライブ・チャイナ株式会社は中国国内の販売を統括するとともに、同社のアジア太平洋地域の中核拠点として機能する。 中国法人の設立について、ナノスクライブのマーチン・ハーマッシュバイラーCEOは、「我々は中国市場におけるナノレベルのプレシジョン3Dプリンターの大きな可能性を信じています。特にアカデミックとインダストリーにおいて大きな可能性を感じています。中国法人のクイ・ジェネラルマネージャーの豊富な人脈により、中国という急成長中の市場において迅速にビジネスを拡大できると考えています」とコメントしている。 ナノスクライブ・チャイナのオフィスはナノスクライブのプレシジョン3Dプリンターのショールームとしても機能し、ナノスクライブのフォトニック・プロフェッショナルGE3Dシリーズなどが展示されるという。 ナノスクライブは2007年にドイツのカールスルーエ工科大学の研究者らが立ち上げたプレシジョン3Dプリンターメーカー。大学や各種の研究機関などを中心に、アメリカ市場をメインに顧客基盤を広げてきている。同社の顧客にはハーバード大学、スタンフォード大学、カリフォルニア工科大学なども含まれているという。
掲載日:2018年9月2日:ドイツのメーカーがフィラメントドライヤーをリリース
ドイツのメーカーがフィラメントドライヤーをリリースドイツのメーカーのApiumアディティブ・テクノロジーズが、FDM3Dプリンター用フィラメントドライヤーをリリースした。シンガポールのパーパスAMシステムズと共同開発した。 一般的なFDM方式の3Dプリンターでは、ABSやPLAといったポリマー系のフィラメントを利用する。ポリマー系フィラメントの多くは水分を吸う性質があり、水分を過分に含んだフィラメントはプリントの造形精度や品質に悪影響を与える。 Apiumアディティブ・テクノロジーズが開発したフィラメントドライヤーは、そうしたポリマー系フィラメントを40℃から80℃の温度で管理し、湿度を最適な状態にキープする。また、加熱防止機能、カーボンエアフィルタリングシステム、ドアセイフティスイッチなどの機能も搭載されている。 ポリマー系フィラメントの湿度を一定に保つためのコンテナーはすでに販売されているが、電熱を使ってフィラメントの湿度を管理するフィラメントドライヤーがリリースされるのは珍しい。 Apiumアディティブ・テクノロジーズは、11月13日から16日の日程でドイツのフランクフルトで開催されるformnextにフィラメントドライヤーを展示する予定。
掲載日:2018年9月1日:ナノ・ディメンションがドラゴンフライ3Dプリンターをアメリカ軍に販売
ナノ・ディメンションがドラゴンフライ3Dプリンターをアメリカ軍に販売イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、自社のドラゴンフライ3Dプリンター2台をアメリカ軍に販売した。 ナノ・ディメンションは今年6月にアメリカ国防省から商業・公共入札コードを付与されており、今回の販売はそれに基づくもの。商業・公共入札コードを付与されてからわずか6週間後に販売契約が締結されたという。 防衛分野はナノ・ディメンションが重視する戦略セクターであり、同社は今後もアメリカ国防省や安全保障省などにドラゴンフライ3Dプリンターを販売してゆきたいとしている。 ナノ・ディメンションのアメリカ法人ナノ・ディメンションUSAのサイモン・フリード社長は、「ナノ・ディメンションは今後もアメリカ市場での勢力拡大を目指します。特にアメリカの防衛セクターを非常に重視しています。最先端のユーザーへの今回の販売は、我々のアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションの魅力を最大限にデモンストレーションしてくれるでしょう」とコメントしている。 ナノ・ディメンションは2012年設立のベンチャー企業。イスラエルのネス・ジオナに拠点を置き、PCB3Dプリンティング技術を用いて電子基板製造用3Dプリンタードラゴンフライ20203Dプリンターを製造している。
掲載日:2018年8月31日:アメリカ海兵隊が500平方フィートのコンクリート建物を3Dプリンターで建設
アメリカ海兵隊が500平方フィートのコンクリート建物を3Dプリンターで建設アメリカ海兵隊が500平方フィート(約46平方メートル)のコンクリート建物を3Dプリンターで建設した。建設にかかった時間は40時間だったという。 アメリカ軍ではこれまで簡易建物を木で建設していたが、平均で5日かかっていた。建設3Dプリンターを活用することで建設時間を半分以下に削減できることになる。 建設3Dプリンターにはコンクリートミキサーからコンクリートが送られ、建設3Dプリンターのノズルを通じて積層造形される。コンクリートミキサーには人の手を使ってコンクリートが供給されるが、その工程を自動化すれば建設時間をさらに削減することができるとしている。 プロジェクトを率いたマシュー・フリーデル大尉は、「戦場においては、特に最前線でバラックなどの簡易建物を建設するには大きな危険が伴います。兵士達にリスクを取らせて建物を建てさせるのではなく、建設3Dプリンターを使ってオンデマンドで建物を建設することは、海兵隊にとって大きなアドバンテージになります」とコメントしている。 アメリカ海兵隊では、建設3Dプリンターを自然災害の被災地における簡易住宅の建設などにも活用したいとしている。 建設3Dプリンターを活用する機運は世界的に高まっているが、軍隊のような大規模な組織が本格的に活用するケースは今回が世界初と見られる。
掲載日:2018年8月30日:シンガポールの南洋理工大学が建設用3Dプリンティング・コンクリートロボットを開発
シンガポールの南洋理工大学が建設用3Dプリンティング・コンクリートロボットを開発シンガポールの南洋理工大学が、建設用3Dプリンティング・コンクリートロボットを開発し、話題になっている。 南洋理工大学が開発したのはアーム型の3Dプリンティング・コンクリートロボット。一般的な建設用3Dプリンターは、固定されたフレーム内でがノズルを移動させてコンクリートを積層するタイプが多いが、南洋理工大学のロボットは、アームを移動させてコンクリートを積層する。アームが設置されたベースも移動式で、アームとベースが自由に移動して建設する仕組み。 アームにはホースが取り付けられ、別の場所に設置されたミキサーコンクリートコンテナからポンプを通じてコンクリートが送られる。また、アームとベースの操作はリモートで行う。 アームとベースが自由に移動するため、造形できる建物のサイズは相当スケーラブルになったと南洋理工大学の関係者はコメントしている。 ロボットは現在評価フェーズにあり、南洋理工大学では今後、人や障害物をセンサーで探知してプリントを安全に中断させる機能なども搭載してゆきたいとしている。 現在世界各地で建設用3Dプリンターの開発が行われているが、移動式の建設用3Dプリンティングロボットが開発されたのは今回が初と見られる。
掲載日:2018年8月29日:コーディー・ウィルソン氏が3Dプリント銃の3Dモデルの販売を開始
コーディー・ウィルソン氏が3Dプリント銃の3Dモデルの販売を開始世界初の3Dプリント銃「リベレーター(解放者)」を開発したアメリカのコーディー・ウィルソン氏が、自身のウェブサイトで3Dプリント銃の3Dモデルの販売を開始すると発表した。 現地時間の先週火曜日に同氏が明らかにしたところによると、同氏はすでに400件の事前注文を受けているという。価格は最低1セントの任意で、アメリカに居住する人であれば誰でも購入できるとしている。 ウィルソン氏は3Dプリント銃の3Dモデルの公開をめぐり、長らく米国国務省と対立してきた。同氏と国務省とはこれまでに和解し、同氏は8月から3Dモデルの公開を再開していた。ところが、これまでにワシントン州などの全米19の州で3Dモデルの公開を禁止する命令が出されている。 ほとんどの禁止命令は、ウィルソン氏に3Dモデルの「インターネットでの公開」を禁じるものだが、ウィルソン氏はインターネットに3Dモデルを「アップロード」せず、メールや郵送などの方法で3Dモデルを購入者に送付するとしている。 今回のウィルソン氏の行動が禁止命令に違反するかについては、専門家の間でも意見が分かれている。一方で、ウィルソン氏は今後予想される同氏への提訴に備え、賛同者から支援金を募る活動を開始するとしている。
掲載日:2018年8月28日:シンタビアがフロリダのハリウッドに大型3Dプリンティングファクトリーを開設
シンタビアがフロリダのハリウッドに大型3Dプリンティングファクトリーを開設フロリダに拠点を置くサービスビューローのシンタビア(Sintavia)が、フロリダのハリウッドに大型3Dプリンティングファクトリーを開設し、話題になっている。 シンタビアは昨年大型3Dプリンティングファクトリーの開設を発表、昨年12月から工事が始まっていた。完成した3Dプリンティングファクトリーは、シンタビアの新ヘッドクォーターとしても機能する。 工費は全体で2千万ドル(約22億円)。SLMソルーションズの280HLツイン・レーザープリンター、コンセプトレーザーのM2レーザープリンター、アーカムのQ20プラス・エレクトロン・ビームプリンター、EOSのM400-1およびM290レーザープリンターなどの、最新のハイエンドメタル3Dプリンターを広く揃えている。 また、近々にEOSの最新シリーズのM400-4プリンターと、トライアンフのTruprint3000シリーズも導入するという。なお、トライアンフのプリンターが導入されるのは、北米では初のケースとなる。 シンタビアは2015年設立、NADCAP(National Aerospace and Defense Contractors Accreditation Program:アメリカ航空防衛関連事業者認定プログラム)の認証を受けた初のサービスビューロー。これまでに航空宇宙分野を中心に急速に事業を拡大してきている。
掲載日:2018年8月27日:SLMソルーションズが新ヘッドクォーターを開設
SLMソルーションズが新ヘッドクォーターを開設ドイツのメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、新ヘッドクォーターを開設した。 ドイツのリューベックに開設された新ヘッドクォーターは25,000平方メートルの大きさで、旧ヘッドクォーターより56%面積が増加する。350名の従業員が常駐し、顧客サポート用アディティブ・マニュファクチャリング・アプリケーション・テクノロジー・センターも併設されるという。 また、実機を備えたユーザー用クラスルームや、換気システムつきのフィニッシュルームも用意され、オンサイトでのトレーニングやコンサルティングも提供される。 新ヘッドクォーターの開設についてSLMソルーションズのコマーシャル・ディレクターのダニエラ・ウェードマイヤー氏は、「我が社のスタッフのための現代的で最新のワークステーションを準備することができました。今後の成長に合わせて、さらに拡張する十分なスペースも用意しています」とコメントしている。 SLMソルーションズは、ドイツのリューベックに拠点を置く老舗メタル3Dプリンターメーカー。2016年にGEによる買収の働きかけがあったが、SLMソルーションズの株主の意向により否決されていた。SLMソルーションは、全世界のハイエンドメタル3Dプリンター市場の25%程度のシェアを持っているとされる
掲載日:2018年8月26日:ニンジャボットがジャパンDIYホームセンターショウ2018に出展
ニンジャボットがジャパンDIYホームセンターショウ2018に出展静岡市に拠点を置く3Dプリンターメーカーのニンジャボットが、昨日までの3日間幕張メッセで開催されていたジャパンDIYホームセンターショウ2018に出展した。 ニンジャボットが展示したのは最近販売を開始した小型デスクトップ3Dプリンターの「ニンジャボット・コペン」と「ニンジャボット・クッキー」の二機種。「ニンジャボット・コペン」は本体サイズ20㎝角の小型3Dプリンターで、アメリカのキックスターターで大ヒットとなったM3Dをベースに独自の改良を加えたもの。シンプルに操作でき、メンテナンスしやすいのが特徴となっている。 「ニンジャボット・クッキー」は、「ニンジャボット・コペン」をベースに開発された、クッキー型製造専用ソフトが付いた3Dプリンター。アイシングクッキー教室大手「リトルミイ」を主宰するカツマタ・ケイコ氏が監修している。従来のアルミ型よりも精巧なクッキー型を、自由なデザインで簡単に製造できるという特徴がある。 来場者の反応についてニンジャボットの佐藤社長は、「ニンジャボット・クッキーに対しては、男性よりも女性の反応の方がよかったです。特に、かわいいもの、おしゃれなものが好きそうな小学校高学年の女の子の反応が良く、大きな興味と関心を示していました」とコメントしている。 ジャパンDIYホームセンターショウは日本最大クラスのDIY関連展示会。幕張メッセで毎年開催され、開催期間中合計で10万人以上の来場者を迎えている。
掲載日:2018年8月25日:ストラタシスが価格7万ドルのカーボンファイバー3Dプリンターをリリース
ストラタシスが価格7万ドルのカーボンファイバー3Dプリンターをリリースアメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、価格7万ドル(約770万円)のカーボンファイバー3Dプリンター「Fortus380mcカーボンファイバー・エディション」をリリースした。従来のストラタシスのカーボンファイバー3Dプリンターに比べ、価格が五分の一に引き下げられた。 Fortus380mcカーボンファイバー・エディションのリリースについてストラタシスの営業担当シニア・バイスプレジデントのパット・ケアリー氏は、「我が社のお客様はカーボンファイバー3Dプリンターへのより簡単なアクセスを求められています。信頼できる工業品質の3Dプリンターを手ごろな価格で求めておられるのです」とコメントしている。 Fortus380mcカーボンファイバー・エディションではナイロン12CFとASAサーモプラスチックの二種類の素材のみ利用できる。ナイロン12CFはカーボンファイバーが35%含まれている合成素材。利用できる素材を二種類に限定したことで低価格化を実現している。また、水溶性のサポート素材も利用できる。 カーボンファイバーは軽量で高い耐久性を持つことから、自動車用部品などの製造で多く使われるようになってきている。低価格のカーボンファイバー3Dプリンターがリリースされたことで、需要を大きく刺激すると業界関係者は予想している。
掲載日:2018年8月24日:イタリアのメーカーが中国のメガファクトリーで3Dプリント電気自動車の生産を開始
イタリアのメーカーが中国のメガファクトリーで3Dプリント電気自動車の生産を開始イタリアのメーカーのXEVが、中国・江蘇省のメガファクトリーで3Dプリント電気自動車の生産を開始する。 生産されるのはLSEVと名付けられた二人乗りの小型電気自動車。中国の3Dプリンター用ポリマー・フィラメントメーカーのポリメーカーと共同で開発したポリマーを素材に、ほぼすべての部品を3Dプリンターで製造する。また、LSEVの主要部品は57点で構成され、従来型の自動車製造方法よりも大幅に製造時間を削減できるという。 3Dプリンターで製造された部品はバキューム・ラミネーションと呼ばれる後処理がなされ、積層造形で生じたすきまを埋めて強度を確保するとともに、塗装が施される。 XEVはこれまでに15台のLSEVを製造し、安全性テストなどを繰り返している。同社はすでに5000台のLSEVをイタリア郵便局から受注しているが、一般用LSEVの製造は今のところ予定されていないという。 LSEVの価格は1万ユーロ(約125万円)で、将来的にはオンラインで注文できるようになる見込み。 3Dプリント自動車はアメリカのローカルモーターズがすでに製造しているが、5000台もの数の3Dプリント自動車が製造されるのは世界初と見られる。
掲載日:2018年8月23日:スマートテックアナリスト会議がマサチューセッツ州で開催
スマートテックアナリスト会議がマサチューセッツ州で開催スマートテックアナリスト会議が、来月9月27日にマサチューセッツ州ウォルサムで開催される。アディティブ・マニュファクチャリングなどに特化した出版社スマートテックマーケッツ・パブリッシングが主催する。 会議ではアディティブ・マニュファクチャリング関連の最新情報や、3Dプリンターのトレンド分析などが共有される見込み。会議にはスマートテック・パブリッシングの既存客に加え、3Dプリンターメーカー、3Dプリンター用素材メーカー、3Dプリンターユーザーなども多数参加するという。 会議の議題にはメタル3Dプリンターの現状や、3Dプリンター用素材に関するテーマが選ばれている。また、医療や歯科医療における3Dプリンティング技術の動向、航空宇宙・自動車、エネルギーなどの業界における3Dプリンター活用事例、また、サービスビューローにおける3Dプリンターの利用動向なども紹介されるという。 プレゼンテーターにはスマートテックマーケッツ・パブリッシングのローレンス・ガスマン社長に加え、同社リサーチ担当副社長スコット・ダンハム氏らも登壇する。 会議への参加費用は一人695ドル。オンラインでの事前申し込みを行うと100ドルの割引が受けられる。事前申し込みはスマートテックマーケッツ・パブリッシングの専用サイトから行える。
掲載日:2018年8月22日:香港の低コストSLA3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始から30分で調達目標に到達
香港の低コストSLA3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始から30分で調達目標に到達香港の低コストSLA3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始から30分で調達目標に到達し、話題になっている。 キックスターターキャンペーンを開始したのは香港のスパークメーカー。第二世代となるスパークメーカーSLA3Dプリンターはキックスターターで199ドル(約22,000円)で販売され、調達目標の5万ドル(約550万円)にキャンペーン開始からわずか30分で到達した。同キャンペーンは現在、キャンペーン終了まで34日を残し、621人のバッカーから 14万2千ドル(約1,568万円)を集めている。 スパークメーカーSLA3Dプリンターは最大61.8 x 110 x 125 mm の造形サイズを持つSLA3Dプリンター。用途に応じて四種類の樹脂が利用できる。また、五種類の顔料も提供されている。3DモデルのデータはSDカード、Bluetooth、または専用のスマートフォンアプリでやりとりする。 スパークメーカーは昨年も第一世代のスパークメーカーSLA3Dプリンターをキックスターターで販売し、これまでに5千台以上を販売している。スパークメーカーでは、スパークメーカーSLA3Dプリンターの出荷を今年11月から開始するとしている。
掲載日:2018年8月21日:アメリカ軍が3DプリンターでF35戦闘機の部品を製造
アメリカ軍が3DプリンターでF35戦闘機の部品を製造アメリカ軍が3DプリンターでF35戦闘機の部品を製造し、話題になっている。 部品を製造したのはメリーランド州のアメリカ海兵隊戦時兵站補給局のチーム。F35戦闘機のランディングギアに付随しているドアの部品を3Dプリンターで製造したという。 製造を担当したサム・プラット氏によると、部品は通常購入すると1点当たり7万ドル(約770万円)の費用がかかるが、3Dプリンターで製造することでコストをわずか9セント(約10円)にまで下げることができたという。なお、製造に使われたのは一般に売られているFDM方式のデスクトップ3Dプリンターで、素材はPETGが使われたという。 プラット氏は、アメリカ軍は3Dプリンターの活用拡大を目指していて、現時点で85点から90点の部品を3Dプリンターで製造することが許可されているという。また、アメリカ空軍もユタ州のヒル空軍基地に3Dプリンターを導入し、F35戦闘機の部品製造に活用するとしている。 3Dプリンターはオンデマンドで必要な数だけ部品製造ができるため、航空機などの部品製造と極めてフィットするとされる。関係者の多くは、今後軍での3Dプリンターの利用が確実に拡大すると見ている。
掲載日:2018年8月20日:コンツアー・クラフティングが米国防省から簡易住宅建設用3Dプリンター開発契約を受注
コンツアー・クラフティングが米国防省から簡易住宅建設用3Dプリンター開発契約を受注ロサンゼルスに拠点を置く建設3Dプリンター開発のコンツアー・クラフティングが、米国防省から簡易住宅建設用3Dプリンター開発契約を受注した。契約は7月25日から有効で、契約金額は300万ドル(約3億3千万円)となっている。 コンツアー・クラフティングが開発するのは災害時などに使われる簡易住宅を建設するためのロボット型建設3Dプリンター。コンクリートを素材に、積層方式で住宅を建設する。 契約締結についてコンツアー・クラフティングのウェブサイトは、「本契約による建設3Dプリンターの開発プログラムの結果は、災害復旧などの現場に極めて大きな影響を与えることになるでしょう。効率的で、安全で、持続可能な住宅を短期間で建設できるようになるのです」とコメントしている。 コンツアー・クラフティングは2015年設立。南カリフォルニア大学で長年建設3Dプリンターの研究を行っているベローク・コシュネヴィス教授が設立した。コシュネヴィス教授は、コンツアー・クラフティングのCEOも兼務している。 最近台頭著しい建設3Dプリンターについてコシュネヴィス教授は、「建設3Dプリンターは静かに人気を増しているが、現時点において建設の世界での主流とはなっていない。建設にはコンクリート以外に木材、鉄などの素材や部品も使われる。建設3Dプリンターがそれらを完全にリプレースする状況にはまだ至っていない」と説明している。
掲載日:2018年8月19日:フォームラブズが3Dプリンティングのウェビナーを開催
フォームラブズが3Dプリンティングのウェビナーを開催米マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、来月に3Dプリンティングのウェビナーを開催する。「SLA3Dプリンティングのワークフロー:堅牢なエンジニアリング素材を使って高度な受容性を獲得する法」と名付けられたウェビナーは、アメリカ東部時間の9月18日13時から開催される。 ウェビナーではステレオリソグラフィーの基本と、フォームラブズのデスクトップ3Dプリンター「フォーム2」を使った3Dプリンティング技術の基本が解説される。また、製品のコンセプトメイキングから最終的なプリントまでのワークフローが、各フェーズごとに詳しく紹介される。 講師はフォームラブズのチャネル・アプリケーション・エンジニアのケビン・ゴウティエ氏が務める。同氏はフォームラブズでチャネルパートナーのトレーニング責任者として勤務している。 フォームラブズは、これまでに3Dプリンティング技術に関する白書などを公開しているが、3Dプリンティング技術についてのウェビナーを開催するのは今回が初とみられる。 フォームラブズは2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」をリリースしている他、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂を開発している。
掲載日:2018年8月18日:ヨーロッパの小売業者の73%が3Dプリンターに前向きな評価
ヨーロッパの小売業者の73%が3Dプリンターに前向きな評価ヨーロッパの小売業者の73%が、3Dプリンターに前向きな評価をしていることが明らかになった。 リコーヨーロッパがヨーロッパ圏内の791の小売業者に対して行った調査によると、対象となった小売業者の84%が顧客が納期の短縮を求めており、74%がよりパーソナライズされた製品を求めていると答えた。また、68%が3Dプリンティング技術が自社のビジネスの差別化に活用できると答えた。 また、68%が今後二年以内に3Dプリンターを実際に導入すると答えており、60%が3Dプリンターがプロダクトライフサイクルの短縮に活用でき、73%が3Dプリンターが自社ビジネスの市場拡大にプラスの効果をもたらすと答えた。 リコーヨーロッパのデヴィッド・ミルズCEOは、「今日のモバイル時代においては、顧客に適時に正しい製品を供給することが極めて重要です。ブリック・アンド・モルタル型の小売業者は、オンデマンド化とパーソナライズ化でネットの強豪と対決しようとしています。小売店の閉鎖が日常化する中、先進的な小売業者は3Dプリンターへ活路を見出し、新たな購買経験を提供して顧客のロイヤリティを確保しようとしているのです」とコメントしている。
掲載日:2018年8月17日:マサチューセッツ工科大学がオンラインのアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催
マサチューセッツ工科大学がオンラインのアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催マサチューセッツ工科大学(MIT)が、オンラインのアディティブ・マニュファクチャリング講座を開催する。講座は現地時間の10月1日から11週間に渡って開催される。 「革新的デザインと生産のためのアディティブ・マニュファクチャリング」と題された講座は、MITの機械工学部ジョン・ハート教授が開発したもので、アディティブ・マニュファクチャリングに関心を持つビジネスマンやエンジニアを対象にしたもの。受講料は1,950ドル(約214,500円)で、グループディスカウントも提供されるという。 受講者はCADソフトを使ったプロダクトデザインを学ぶほか、ポリマー、メタルなどの素材に応じた3Dプリンティング技術をの基本なども学ぶ。また、アディティブ・マニュファクチャリングによるモノづくりのプロダクトライフサイクル全般についても学ぶ。 各講座ではハート教授に加え、MIT電子工学部のステファニー・ミューラー准教授や、ウォジュシエック・マツシキ准教授なども教鞭を振るう。 3Dプリンティング、アディティブ・マニュファクチャリングに関するオンライン講座は過去にも開催されているが、11週間の本格的な講座が開催されるのは珍しい。 受講手続きはMITのxProサイトから行える。
掲載日:2018年8月16日:アレフ・オブジェクトが超小型造形用エクストルーダーをリリース
アレフ・オブジェクトが超小型造形用エクストルーダーをリリースコロラド州に拠点を置く3Dプリンター製造ベンチャー企業のアレフ・オブジェクトが、超小型造形用エクストルーダー「LulzbotアエロストルーダーV2マイクロ」をリリースした。「LulzbotアエロストルーダーV2マイクロ」は、アレフ・オブジェクツの小型デスクトップ3Dプリンター「Lulzbotミニ2」に搭載される。 「LulzbotアエロストルーダーV2マイクロ」は0.25mmサイズのノズルを搭載したホットエンド・エクストルーダーで、イギリスに拠点を置くエクストルーダーメーカーのE3Dが開発した。 「LulzbotアエロストルーダーV2マイクロ」について、アレフ・オブジェクツの製品スペシャリストのアダム・ストレイト氏は、「レゾルーションと仕上がりの滑らかさという点で、この新しいヘッドはとても驚異的です。このエクストルーダーは、我々のプリンターに最上級のプリント品質をもたらしてくれるでしょう」とコメントしている。 アレフ・オブジェクツは、「LulzbotアエロストルーダーV2マイクロ」を搭載したLulzbotミニ2の販売を今年9月から開始するとしている。また、今月12日から16日までカナダのバンクーバーで開催されるSIGGRAPH展示会ででも気を展示するとしている。 アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、近年業績を伸ばしている。同社は昨年アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。
掲載日:2018年8月15日:アメリカの対中国関税によりフィラメントの価格が上昇か
アメリカの対中国関税によりフィラメントの価格が上昇かアメリカが計画している対中国関税により、ABSやPLAなどの3Dプリンター用フィラメントの価格が上昇する可能性が高いと業界関係者が噂している。 トランプ政権は現在、中国からの特定の輸入品に25%の関税を課す計画を立てているが、ポリマー原料やモノフィラメント原料も関税品リストに含まれている。アメリカで流通している3Dプリンター用フィラメントのほとんどは中国からの輸入品であり、関税が直接価格上昇につながる可能性がある。 一方で、関税による価格上昇の懸念から、中国側での出荷価格が低下し、関税分の値上がりを吸収すると見る向きもある。実際のところ、ABSなどのフィラメントはアメリカ市場でも需要が安定しており、価格の上昇圧力は限定的だとする見方もある。特に、汎用品のABSやPLAのフィラメントは、Amazonなどでも価格が下落基調にある。 また、ナイロンやカーボンファイバー系フィラメントなどの高機能フィラメントの多くはアメリカ国内で製造されており、中国産フィラメントが値上げされた場合、中国製フィラメントを使用しているユーザーが、アメリカ製フィラメントへ切り替える可能性もある。 いずれにせよ、中国産フィラメントに関税が課される今後、アメリカ国内のフィラメント市場の様相が変わることは間違いないだろう。
掲載日:2018年8月14日:スカルプティオがウレタン・メタクリル樹脂の提供を開始
スカルプティオがウレタン・メタクリル樹脂の提供を開始フランスとアメリカで事業を展開しているフランスの大手サービスビューローのスカルプティオが、ウレタン・メタクリル(UMA90)樹脂の提供を開始した。 スカルプティオによると、ウレタン・メタクリル樹脂はナイロンPA12の基本特性とCLIP樹脂の滑らかなサーフェスを有しているのが特徴という。造形の仕上がりが滑らかで、造形後に研磨する事でさらに滑らかな仕上がりが得られるという。また強い耐久性から、製造業用冶具の製造や各種の試作品の製造に向いているとしている。なお、現時点では白と黒の二色のみ提供されている。 スカルプティオでは、3Dモデルのアップロードから最短で4営業日でプリントして出荷できるとしている。また、造形サイズは最大で141 x 79 x 330 mmとなっている。 スカルプティオはメタル3Dプリンター、SLA3Dプリンターなどのハイエンド3Dプリンターを使った3Dプリンティングサービスを提供している。スチール、ステンレス、チタンなどの金属素材に加え、各種のエンジニアリングプラスチックなどの紫外線・光硬化樹脂などの樹脂素材など、各種の素材を幅広く提供している。また、フランスのベンチャー企業のOctobre71と共同で、カスタムメイド眼鏡のオンデマンド製造サービスなども展開している。
掲載日:2018年8月13日:スリーディーシステムズがジョージフィッシャーの子会社と戦略提携契約を締結
スリーディーシステムズがジョージフィッシャーの子会社と戦略提携契約を締結アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、スイスの大手工作機器メーカーのジョージフィッシャーの子会社と、戦略提携契約を締結した。 契約によると、スリーディーシステムズとGFマシニング・ソルーションズは、素材管理システムやアディティブ・マニュファクチャリング技術関連のソフトウェアを共同で開発し、スマートファクトリーでのシームレスなワークフローの実現を目指すという。 戦略提携契約の締結について、ジョージフィッシャーのイヴス・セラCEOは、「二つの業界リーダーによる新たなパートナーシップの締結にエキサイトしています。スリーディーシステムズとGFマシニング・ソルーションズのそれぞれの経験と専門性をを統合し、我々の顧客に3Dプリンティング技術をベースにした新たなソルーションを提供できるでしょう」とコメントしている。 ジョージフィッシャーは1802年設立のスイスの老舗企業。銅精錬工場として発足し、工業用コネクターの製造などで事業基盤を築いた。1900年代に入ると航空機用部品の製造や工作機械の製造にシフトし、巨大工業企業としての地位を確立した。日本でもジョージフィッシャー株式会社とGFマシニング・ソルーションズ株式会社の二社が事業を展開している。
掲載日:2018年8月12日:Facebookが3Dプリント銃製造関連のコンテンツを削除
Facebookが3Dプリント銃製造関連のコンテンツを削除世界最大のソーシャルメディアのFacebookが、3Dプリント銃製造関連のコンテンツを削除して話題になっている。 Facebookの判断は、先週アメリカ地方裁判所が出した3Dプリント銃の3Dモデル公開の差し止めを求める暫定命令を受けたものと見られる。3Dプリント銃を開発したコーディー・ウィルソン氏の3Dモデル公開再開を違法として、9の州が同様の暫定命令を出している。 Facebookの広報担当者は、「3Dプリンターを使って銃を製造する方法を公開することは、Facebookのコミュニティ基準において認められることではありません。我々は我々のポリシーにしたがって、そのようなコンテンツをFacebookから削除してゆきます」とコメントしている。 いずれにせよ、3Dプリント銃を開発したコーディー・ウィルソン氏のサイトでは、未だにAR-15ライフルなどの3Dプリント銃の3Dモデルが公開されている。Facebookでは、Facebookからのそうしたサイトへのリンクも削除し、仮にリンクがクリックされてもエラーがでるような処置を施すとしている。 3Dプリント銃の3Dモデル公開については、アメリカでも世論を二分する議論になっている。3Dプリント銃の3Dモデル公開禁止を求める声も依然と多く、議論は今後も激しさを増してゆくと思われる。
掲載日:2018年8月11日:エアウルフ3D、大型FDM3Dプリンター「アディティブ・マニュファクチャリング・センターEVO22」をリリース
エアウルフ3D、大型FDM3Dプリンター「アディティブ・マニュファクチャリング・センターEVO22」をリリース米カリフォルニア州コスタメサに拠点を置く3Dプリンターメーカーのエアウルフ3Dが、大型FDM3Dプリンター「アディティブ・マニュファクチャリング・センターEVO22」をリリースした。 EVO22は前シリーズのEVOをベースに設計され、造形サイズを305 mm x 305 mm x 578mmに拡大した。二つのチェンバーヒーターとヒートベッドを内蔵し、ヒートベッドは最大160℃まで対応、エンジニアリングプラスチックなどの各種の高機能フィラメントに対応している。 また、ノズルの最大溶融温度は315℃。ノズルのサイズは標準で0.8mmだが、オプションで0.5mmまたは0.3mmを選択できる。フィラメントは通常のABSなどに加え、PC、PP、ナイロン、TPE、TPUなどが利用できる。なお、フィラメントのサイズは2.85mmとなっている。 EVO22の価格は11,995ドル(約131万5千円)。エアウルフ3Dまたは販売代理店から購入できる。エアウルフ3Dは、EVO22の出荷を9月から開始するとしている。 エアウルフ3Dは弁理士だったエリック・ウルフ氏が2011年に設立、Axiomシリーズなどのデスクトップ3Dプリンターをリリースしてきている。
掲載日:2018年8月10日:ニュージーランド航空が地元の3Dプリント企業と共同で航空機部品の製造テストを開始
ニュージーランド航空が地元の3Dプリント企業と共同で航空機部品の製造テストを開始ニュージーランド航空が、地元の3Dプリント企業ゼニス・テクニカと共同で航空機部品の製造テストを開始する。 ゼニス・テクニカはニュージーランドのノースショアに拠点を置く3Dプリント企業。アーカムのチタン・メタル3Dプリンターを使い、航空宇宙などの領域で各種のパーツを製造している。同社はこれまでに、人工衛星用部品の製造も手がけているという。 ニュージーランド航空は、2016年からFDM方式の3Dプリンターを使い、ポリマーを素材にキャビンコンポート用部品などの製造を行っている。ニュージーランド航空のチーフ・オペレーション・オフィサーのブルース・パートン氏は、今後はプラスチック以外の様々な新しい素材を使ってゆきたいとコメントしている。 ニュージーランド航空はまた、オークランド大学・ヴィクトリア大学と共同で3Dレーザースキャナーを使って航空機内用部品をデザインするプロジェクトも行っている。3Dスキャナーと3Dプリンターを使って航空機内用部品をオンデマンドで製造する事で、製造コストと製造時間を大きく下げることが可能になると期待されている。 航空機用部品を3Dプリンターで製造するプロジェクトは、エアバスやボーイングなどの航空機メーカーが中心となって展開されている。ニュージーランド航空のように、航空会社が単独で行うケースは非常に珍しい。
掲載日:2018年8月9日:デジタル・アロイズがシリーズB投資で1290万ドルの資金調達に成功
デジタル・アロイズがシリーズB投資で1290万ドルの資金調達に成功米マサチューセッツ州バーリントンに拠点を置くメタル3Dプリンター開発スタートアップ企業のデジタル・アロイズが、シリーズB投資で1290万ドル(約14億1900万円)の資金調達に成功した。 投資したのはG20ベンチャーズを筆頭とするベンチャーキャピタル・シンジケート。ボーイング傘下のボーイング・ホライズンXベンチャーズや、リンカーン・エレクトリック、コースラ・ベンチャーズなども含まれているという。なお、コースラ・ベンチャーズはシリーズA投資で同社に既に500万ドル(約5億5千万円)出資している。 デジタル・アロイズは2017年設立。独自開発したジュールプリンティング・マルチマテリアル・メタル3Dプリンターを開発している。同社のメタル3Dプリンターは一般的なSLSメタル3Dプリンターのようにメタルパウダーを使わず、素材そのものを溶融して造形する。デジタル・アロイズによると、同社のメタル3Dプリンターは、従来のメタル3Dプリンターよりも高速で低コストで造形が可能としている。 ボーイングは既に自社の航空機の製造に6万点もの3Dプリント部品を利用している。ボーイングが傘下のベンチャーキャピタルを通じてデジタル・アロイズに投資したことで、航空機用部品の製造に3Dプリンターを活用する機会を増やす目論見があると、業界関係者は推測している。
掲載日:2018年8月8日:アンダーアーマーがレイ・ルイスのレプリカスニーカーを3Dプリンターで製造
アンダーアーマーがレイ・ルイスのレプリカスニーカーを3Dプリンターで製造ボルチモアに拠点を置くアメリカのスポーツシューズメーカーのアンダーアーマーが、米プロフットボール(NFL)名球会選手レイ・ルイスのレプリカスニーカーを3Dプリンターで製造し、話題になっている。 3Dプリンターで製造されたスニーカー「アーキテック・フューチャリスト・シューズ」は、現地時間の先週土曜日にオハイオで開催された名球会の入会記念式で披露された。「ダイナミック・ラティス・ネットワーク」と名付けられたデザインのスニーカーは、アンダーアーマーのボルチモア工場に設置されたSLS3Dプリンターで製造された。 アーキテック・フューチャリスト・シューズは1ペア300ドル(約33,000円)で、アンダーアーマーのウェブサイトで販売される。上部にジッパーが装着するタイプで、ミッドソールも3Dプリンターで製造される。 レイ・ルイスはマイアミ大学とボルチモア・レイヴンズで活躍した名ラインバッカー。NFLを代表する名選手で、第35回スーパーボウルでは、ミドルラインバッカーとして初めて最優秀選手賞を受賞している。2013年に現役を引退後は、自らの名前を冠したボランティア団体を設立し、恵まれない子供達を支援する活動などを展開している。また、障碍者のためのスポーツ振興にも積極的に参加している。
掲載日:2018年8月7日:IDCが全世界の3Dプリンティング関連市場が2022年までに230億ドル規模に拡大と予想
IDCが全世界の3Dプリンティング関連市場が2022年までに230億ドル規模に拡大と予想市場調査会社のIDCが、全世界の3Dプリンティング関連市場が2022年までに230億ドル(約2兆5300億円)規模に拡大すると予想したレポートを発表した。 レポートによると、3Dプリンター本体、3Dプリンター用素材、3Dプリンター関連ソフトウェア、3Dプリンター関連サービスなどの市場は今後年率18.4%の成長率で成長を続け、2022年に同規模に拡大するとしている。 IDCのリサーチマネージャーのマリアンヌ・ダクイラ氏によると、世界の3Dプリンティング市場は、古くから3Dプリンターが使われてきている航空宇宙や自動車などの業界以外で拡大する可能性が高いとしている。また、分野では3Dプリンティング関連サービスと小売りが高い成長を続け、2022年までに10憶ドル(約1100憶円)規模に拡大するとしている。 市場シェアは3Dプリンター本体と3Dプリンター用素材が全体の三分の二を占めている一方、3Dプリンティング用ソフトウェアが今後シェアを拡大するとしている。 3Dプリンターの用途では試作品製造、完成品製造のウェイトが高く、全体の45%を占めるとしている。 国・地域ではアメリカが2019年時点で540億ドル規模を占め、EUが400億ドルで続くとしている。アメリカとEUだけで全世界の市場の三分の二を確保するとしている。 また、中国の市場も拡大し、アメリカ、EUに続いて三位につくとしている。
掲載日:2018年8月6日:イギリスの企業がFDM3Dプリンター用PAEKフィラメントを開発
イギリスの企業がFDM3Dプリンター用PAEKフィラメントを開発イギリスの企業がFDM3Dプリンター用PAEKフィラメントを開発した。 開発したのは3Dモデルマーケットプレイス運営のE3Dオンラインと、ランカシャーに拠点を置く高機能ポリマーメーカーのビクトレックスの二社。PAEKフィラメントを開発するのは世界初と見られる。 PAEKはビクトレックスが開発した高機能ポリアリルエーテルケトン製品のひとつ。軽量で高い強度を持つため、各種の産業分野で幅広く活用されている。PAEKフィラメントのリリースについてE3Dオンラインのヘッドエンジニア・ロリー・ヤング氏は、「PAEKは、特に航空宇宙産業において極めて破壊的な存在になる可能性を有しています。高い強度と耐化学性は、既存のアルミニウム部品などをリプレースする可能性があります。また、PAEKはコスト的にも十分な優位性を有しています」とコメントしている。 ビクトレックスは、PAEKフィラメントの製造に二年をかけ、各種の改良を施したという。また、PAEKフィラメント製造プロジェクトには、エアバスグループ、エクスター大学アディティブ・レイヤー・マニュファクチャリング研究所なども参加したという。 なお、PAEKフィラメントは9月25日と26日にバーミンガムで開催されるTCTショーで展示される予定。
掲載日:2018年8月5日:Venturi3Dが3Dモデル内蔵型3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始
Venturi3Dが3Dモデル内蔵型3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始米フロリダ州クリアウォーターに拠点を置く新興3DプリンターメーカーのVenturi3Dが、3Dモデル内蔵型3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを開始した。 同社が開発した3Dプリンター「Venturi3D」は4色フィラメント対応のマルチマテリアルタイプの3Dプリンターで、すぐにプリント出来る1,000種類の3Dモデルを内蔵している。キックスターターキャンペーンでは、現時点で36人のバッカーから10,537ドル(約1,176.681円)の資金を集めている。なお、キックスターターでの販売価格は、アーリーバード特別価格で1台999ドル(約11万円)となっている。 内蔵された3Dモデルは「音楽」「教育」「ツール」「玩具」「アート」などのカテゴリに分類され、いずれもタッチパネルから選択可能。3Dモデルを選択し、「プリント」のアイコンをクリックするだけで自動的にプリントが始まるという。 「Venturi3D」を開発した理由について、同社の共同創業者のクリストファー・レーン氏は、「現在の3Dプリンター市場は無数の低価格3Dプリンターによって停滞を余儀なくされています。いずれもホットサーフェスが露出していたりと、安全性に問題があります。さらに、そうした低価格3Dプリンターは、必ずしも簡単に扱えません。我々は、そうした現状を打開し、業界を新しい方向へ導くための3Dプリンターを開発したのです」とコメントしている。
掲載日:2018年8月4日:リーボックが3Dプリントシューズの製造を開始
リーボックが3Dプリントシューズの製造を開始米マサチューセッツ州ボストンに拠点を置くシューズメーカーのリーボックが、3Dプリントシューズの製造を開始する。同社のロードアイランド工場で製造を本格化する。 リーボックは2016年にドイツの化学企業BASFと共同で、3Dプリントシューズのプロトタイプの製造に成功していた。リキッドファクトリーと名付けられた工場で、300ペアのスニーカーシューズが製造され、いずれも注文受付開始から数時間で完売していた。 3Dプリントシューズの製造工程では型を使わないため、デザインの変更が容易に行える。3Dプリントシューズは、基本的にはユーザーそれぞれの足に合わせてカスタムメイドされる。また、3Dプリントシューズにはリバウンド・アウトソールが搭載され、通常のアウトソールよりも高い衝撃吸収性能を確保している。 プロトタイプの3Dプリントシューズの製造ではBASFから供給される原料に制限があり、製造数量が限定された。今回、BASFによる供給が定常化されたため、フルプロダクション実現の運びとなった。 シューズ業界ではリーボック以外でも3Dプリントシューズの製造を始めている。ドイツのアディダスも、アメリカのハイエンド3Dプリンターメーカーのカーボンと共同で3Dプリントシューズの製造を開始している。
掲載日:2018年8月3日:フォームラブズが1500万ドルの資金調達に成功、ジェフ・イメルトが取締役に就任
フォームラブズが1500万ドルの資金調達に成功、ジェフ・イメルトが取締役に就任マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、ベンチャーキャピタルのニュー・エンタープライズ・アソシエイツから1500万ドル(約16憶5千万円)の資金調達に成功した。フォームラブズは今年初めにもシリーズC投資で3000万ドル(約33億円)の資金を調達しており、同社が調達した資金の総額は1億ドル(約110億円)を超えた。 また、フォームラブズは、ジャック・ウェルチの後任として長らくGEのCEOを務めたジェフ・イメルト氏が同社の取締役に就任したと発表した。 フォームラブズは年率100%程度の成長率で成長を続け、現在は500人のスタッフで北米市場を中心にヨーロッパ、アジア市場に製品を供給している。同社のSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」シリーズは、デスクトップSLA3Dプリンターとしては最大の市場シェアを確保している。SLA3Dプリンターに加え、同社はデスクトップSLS3Dプリンターや、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂も製造している。 フォームラブズは2011年にマサチューセッツ工科大学メディアラボの研究者らが中心となって設立された。フォームラブズはデスクトップSLA3Dプリンターのマーケットで最大のシェアを有している。
掲載日:2018年8月2日:米国連邦地裁が3Dプリント銃の3Dモデル公開に仮差止命令
米国連邦地裁が3Dプリント銃の3Dモデル公開に仮差止命令米国務省と和解し、現地時間の8月1日から3Dプリント銃の3Dモデルの公開を再開するとしていたアメリカの活動家コーディー・ウィルソン氏の活動にまったがかかった。ワシントン州などの8州が、ウィルソン氏と国務省の和解内容に問題があるとしてワシントン州連邦地裁に提訴、3Dプリント銃の3Dモデル公開に仮差止命令が出された。 3Dプリント銃の3Dモデル公開を禁じる動きは他州でも広がり、ニューヨーク州はコーディー・ウィルソン氏率いる非営利団体ディフェンス・ディストリビュテッドに対し、同州内での3Dプリント銃の3Dモデル公開を禁じる命令書を発布した。 ペンシルバニア州でも、ディフェンス・ディストリビュテッドに対し、同州内で3Dプリント銃の3Dモデル公開を行わないよう要請した。ディフェンス・ディストリビュテッドはそれに応じ、同州内からのアクセスをブロックすることに同意した。 コーディー・ウィルソン氏が開発した3Dプリント銃はプラスチックをベースにしており、一般的な金属探知機では探知が困難とされている。また、通常の銃火器のようにシリアルナンバーなども付けられてなく、さらに購入者のバックグラウンドチェックも必要ないなど、治安上の重大な問題があるとされている。3Dプリント銃の3Dモデル公開を禁じる機運は、今後もさらに広がる可能性がある。
掲載日:2018年8月1日:3Dルックが100万ドルのシードファイナンスを実施
3Dルックが100万ドルのシードファイナンスを実施アパレル業界用3Dボディースキャニング技術を開発しているアメリカのスタートアップ企業の3Dルックが、100万ドル(約1億1千万円)のシードファイナンスを実施した。調達した資金はコンピュータービジョン、AIなどの技術者の採用などに使われるとしている。 3Dルックは2016年設立。SAIA(Scanning Artificial Intelligence for Apparel:アパレル業界向けスキャニングAI)と呼ばれる独自のスキャニング技術を開発している。SAIAは、対象者の全体像を3Dスキャンし、スマートフォンアプリなどでVR化して活用するもの。Eコマースなどでの利用が期待されている。 SAIAはすでにKoviemなどのアパレル系スタートアップ企業に利用されている。Koviemは消費者一人ひとりに合わせたオーダーメイドの服を製造していて、SAIAを利用することで売上が対前年比で20%増加したという。 3Dルックはこれまでにシードファイナンスで40万ドル(約4,400万円)を調達しており、同社がシードファイナンスで調達した資金の総額は140万ドル(約1億5,400万円)となった。 3Dルックに投資したベンチャーキャピタルの500スタートアップスのエニス・フリ氏は、「同社への投資のリターンレートは高く、Eコマース全体の拡大に合わせて同社の技術へのニーズは高まるでしょう。特に若い世代の消費者は、自分のベッドルームをドレッシングルームとして使い始めています」とコメントしている。
掲載日:2018年7月31日:オレゴン州のショッピングモールに3Dプリンターストアがオープン
オレゴン州のショッピングモールに3Dプリンターストアがオープン米オレゴン州のショッピングモール「ローグ・バレー・モール」に3Dプリンターストアがオープンし、地元の話題になっている。 3Dプリンターストア「Iプリント3Dスタジオ」を開いたのはロンとキャロライン・トリプレット夫妻。子供が学校で3Dプリンターの使い方を学び始めたことをきっかけに、自らも3Dプリンターに関わるようになったという。 店内にはメーカーボット・インダストリーズ。ロボ3Dなどの3Dプリンターや、フィラメント・消耗部品などの3Dプリンター関連商品が陳列されている。また、3Dモデルを持ち込むと店内で3Dプリントする出力サービスも提供している。 また、「ハンドゲーム制作」「ボットづくり」「ブラッシュボット制作」といった、小中高生向けの3Dプリンティング教室も店内で開催されている。 3Dプリンターストアを開いた理由についてロン・トリプレット氏は、「3Dプリンティング技術は、建設、ゲーム、ソフトウェアエンジニアリングなどの領域において重要な技術になるのは間違いないでしょう。それゆえ、子供達にこの世界に早くから関与してもらう必要性を覚えたのです。この店をきっかけに、子供達が未来のキャリアづくりの土台にしてもらえると嬉しいです」とコメントしている。 ローグ・バレー・モールはカリフォルニア州との州堺そばに位置する大型ショッピングモール。モールの営業時間は平日が10時から夜9時まで、日曜日が11時から夜7時までとなっている。
掲載日:2018年7月30日:チャック・シュマー米上院議員が3Dプリント銃の3Dモデルの公開に懸念を表明
チャック・シュマー米上院議員が3Dプリント銃の3Dモデルの公開に懸念を表明チャック・シュマー米上院議員(ニューヨーク選出・民主党)が、3Dプリント銃の3Dモデルの公開に懸念を表明している。先週開かれたプレスカンファレンスで表明したもので、先週発表されたコーディー・ウィルソン氏と米国務省による和解案に懸念を示している。 コーディー・ウィルソン氏は、2013年に世界初の3Dプリント銃「リベレーター(解放者)」の3Dモデルをインターネットに公開、瞬く間に世界中に拡散させた。その後、米国務省がウィルソン氏に3Dモデルをインターネットから削除するよう要請し、両者の間で争いになっていた。今回の両者の和解により、ウィルソン氏は早ければ来月8月にも3Dプリント銃の3Dモデルの公開を再開するとしている。 シュマー米上院議員は、「3Dプリント銃の3Dモデルが公開されることで、自宅に3Dプリンターがあれば、だれでもAR-15やAR-10といった非常に危険な半自動小銃を作る事が可能になってしまう」と、その危険性を指摘している。また、議員は3Dプリンター銃がプラスチックで作られることから、一般的な金属探知機で探知できないことの危険性についても懸念を表明している。 コーディー・ウィルソン氏による3Dプリント銃の3Dモデル公開は、アメリカ以外の国においても関心を呼び、世界的な議論を引き起こしている。
掲載日:2018年7月29日:Amazonが独自ブランドの3Dプリンター用フィラメントの販売を開始
Amazonが独自ブランドの3Dプリンター用フィラメントの販売を開始EC大手のAmazonが、独自ブランドの3Dプリンター用フィラメントの販売を開始する。アメリカ国内市場が対象で、ABS、PLA、PETGの三種類のフィラメントが提供される。 フィラメントは1.75mm径の1スプール1キログラムで、価格はいずれも19.99ドル(約2,200円)。5パックのセットが79.99ドル(約8,800円)で提供される。いずれも送料が別途必要。いずれも1年間の保証付きで、シール付きの保存用バッグも提供される。 フィラメントはいずれも現在プレオーダー中で、正式な注文受付は来月8月から開始される。 Amazonの会員制サイトのヴァイン・ヴォイス・レビュアーによると、AmazonのPETGフィラメントは5点満点中4.8点の高評価を得ているという。同サイトのトップ1000レビュアーのナード・アラート氏によると、AmazonのPETGフィラメントは「きわめて高品質で、使用上の問題点は特に見つからなかった」としている。 Amazonは5年前から3Dプリンター関連製品の取り扱いを開始している。現時点で、Amazonでは3Dプリンター本体を始め、各種のフィラメントや周辺機器、部品などの様々な製品が販売されている。アメリカでは、Amazonは3Dプリンター関連製品の主たる流通インフラとして機能し始めている。